先端科学計測研究センターについて
計測は科学の実験的研究の基盤をなします.その技術的な進歩が新しい現象の発見につながり,研究の発展に大きな貢献をしてきました.一方で,新しい計測法の開発は,生産技術の進歩の重要な一翼を担うという意味で,産業基盤技術のひとつと位置づけられます.先端科学計測研究センターは,立教大学 大学院理学研究科を中心に発展してきた数学的,物理的,化学的,情報科学的手法を総合し,他研究機関や企業との協力のもとに,情報処理を含む科学計測法について最先端の学際研究を行っています.その成果の科学研究への適用を行うのみならず,新しい産業基盤技術への応用を図ることを目的としています.