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活動報告



2013年89日(金)
夏研修

89日(金)東京都港区にある日本聖公会聖オルバン教会にて、夏研修を行いました。この教会は東京タワーの真下という都会に位置しながらも、木造建築でとても温かみのある空間でした。当日は、朝10時に始まり夕方の4時まで、各自この日に向けて練習をしてきた曲を弾き、オルガンの仕組みや音の作り方、曲が作られた背景などの知識を深めました。弾かせて頂いたジェイケル・オルガンは16ストップで、ストリングス系やフルート系などの音が充実していました。足鍵盤の近くには、足でリード管とミクスチャーを操作できるレバーがあり、音の強弱の調整が可能なスウェル・ボックス付きです。鍵盤から手を離した後にすぐに音が消えるドライな残響の中、切り方を注意深く意識する必要がありました。立教のオルガンにはない音の種類、音作りの仕組みを体験でき、大変貴重な経験となりました。

全員が弾き終えた後、夕の祈りを行いました。この日、89日は長崎の原爆投下の日で、聖歌422番「長崎の空は」を歌い、祈りを捧げました。その後、隣接した聖アンデレ教会を訪問しました。この教会には、古いハモンドオルガンがあり、パイプオルガンとは違う音色や鍵盤の仕組みを体験することができました。

聖オルバン教会のWilliam L.Bulson司祭はじめ、今回の研修に協力して下さった方々には大変お世話になり、ギルド一同心より感謝しております。この日を通し得たことを、今後の奏楽奉仕に活かしていきたいと思います。




2013年718日(木)
前期オーディション

 
617日(月)新座チャペルにて、立教学院オルガン奏楽奉仕者のためのオーディションが行われました。今回は、初の試みとして新座チャペルで実施されましたが、池袋からもたくさんのチャペル団体の仲間たちが応援に駆け付けてくれました。多くの人達の支えにより、受験者たちは緊張をしながらも温かい雰囲気の中でオーディションに臨み、結果、Bオーディションに3人、Cオーディションに6人が合格することができました。今後、オーディション合格者は、礼拝を奏楽によって支えることになります。このオーディションの経験を忘れずに、共に支えあいながら、奏楽の練習や勉強に励んで参りたいと思います。


2013年76日(土)
入会式

76日(土)新座チャペルにおいて、入会式が行われました。今回の入会式で、19名の新入会生を新たに迎え、オーガニスト・ギルドは、総勢36名となりました。式の中では、シュタールチャプレンから、教会での様々な体験を通して、礼拝において奏楽は欠かせない大切なものであるというお話を聞きました。改めて、奏楽の役割を重く受け止め、今後の奏楽に対する向き合い方を考えさせられた一時でした。入会式後には食事会が行われ、手作りのスープをおいしく頂きました。新入生の自己紹介なども行い、和気あいあいと交流を深めることが出来ました。

2013年718日(木)
昼のチャペルアワー特別編

 718日(木)新座チャペルにおいて、昼のチャペルアワー特別編が行われました。新座キャンパスのチャペルにあるヴァルカーオルガンは、7月をもって、新しいパイプオルガンの設置工事に入ります。今回は、そのオルガンの最後の音色の“聴き納め”として、毎週火曜・木曜に行われている、昼のチャペルアワーの「特別編」の中で、オーガニスト・ギルドによる演奏をさせて頂き、当日は50名以上もの多くの方にお越しいただきました。長い間、立教の礼拝を支え続けたオルガンの音を通して皆様と祈りを捧げることが出来ましたことを感謝申し上げます。暑い中、新座チャペルまで足を運んで頂き、本当にありがとうございました!


2013年3月7日(木)~3月15日(金)
ボストン研修

37日 All Saints Church Ashmont
 ボストンに到着した7日の午後、早速訪れた教会です。中は薄暗く、落ち着いた雰囲気でした。オルガニストのAndrew Sheranian氏に教会の内部を見せていただき、フィスク・オルガン(Op. 103)の紹介をしていただきました。ストリングス系の音色がとても柔らかく、パイプが前面と反対側の後ろにも立っており、聴く位置によって聞こえ方が全く異なり、とても不思議でした。
38日 The Houghton Chapel
 この日、ボストンは大雪に見舞われましたが、無事にバスで出発。名門Wellesley女子大学のチャペルは、大変広く美しい建築物。私達が弾かせていただく前に、この大学の卒業生でオルガニストのMargaret Angelini氏がこのフィスク・オルガン(Op. 72)について、曲を弾きながら解説して下さいました。このオルガンはミーントーンの調律で、レのシャープとミのフラット、ソのシャープとラのフラットは違う鍵盤に分かれているとても珍しいもので、皆弾く際にかなり苦労しました。また、オルガンに風を送るふいごは、シーソーのようなものに乗り板が下がった時に風が風箱に運ばれる仕組みになっており、全員が「ふいご踏み」を初体験しました。
38日 The Church of the Advent
 ここは1844年に建てられた教会で、入った瞬間、荘厳な雰囲気を感じました。この歴史的名器エオリアン・スキナー・オルガンには多種多彩なMixtureがあり、豪華絢爛な音を作ることができました。この教会のオルガニストRoss Wood氏が立ち会ってくださいました。このオルガンは立教のオルガンと違い、パイプがとても離れたところにありました。そのため、弾いた瞬間と聞こえる音に時差があり、リズムを乱さないための工夫が必要でした。立教のオルガンにはない音がたくさんあり、とても新鮮でした。

3月9日~10日 Saint John’s Episcopal Church

この教会は、ボストンから車で1時間の海沿いの町グロースターにあります。ここのフィスク・オルガン(Op. 97)は、パイプが奏楽者の背後にあり、パイプを背負うようにしてオルガンを弾くので、奏楽者の耳に音が伝わりやすい半面、会衆席で聴く音の響きとは異なりました。20ストップのオルガンなのに驚くほどの多様性を持っています。2泊のグロースター滞在期間中(全員、ホームステイさせていただきました)、この教会で日曜日の礼拝に参加したり、私たちのコンサートをさせていただきました。地元の人々の温かい歓迎を受け、互いに心を通わせることができ有意義な時間を過ごしました。


39日 Fisk社 オープンハウス
 今回のボストン研修のメインメニューは、グロースターにあるフィスク社の工房を訪れ、今年の
9月から工事を開始し新座キャンパスの聖パウロ礼拝堂に新しく入るオルガン(Op. 141)のオープンハウスに参加することでした。私達は、この完成したばかりのオルガンを一足先に弾き、音色や感触を確かめることが出来ました。実際に弾いてみると、立教に入っているオルガンにはない弦楽器系の音があり、とても美しい音色でした。この日、この工房を100名以上見学者が訪れ、大勢の方に立教に入る新オルガンを祝っていただきました。

311日 The Mother Church(クリスチャン・サイエンス第一教会)
 この教会は、ボストン研修で訪れた教会の中では一番大きく、会衆席は3階まであり、天井はドーム状の造りになっていました。このエオリアン・スキナー・オルガンの大きさは世界で6番目、13,290本ものパイプが立っています。鍵盤のタッチは軽いものでしたが、巨大なパイプ群から出る音が広い空間に響き渡り、空から降ってくるような感覚でした。この教会のオルガニストであるBryan Ashley先生から、一人一人丁寧にご指導いただきました。ふだんのレッスンで気付かなかった多くのことを学ぶことができました。
312日 Old West United Methodist Church
 この教会はボストンの中心部に近い場所にあり、外の光が差し込む開放的で明るい教会でした。このフィスク・オルガン(Op. 55)の鍵盤のタッチは他のオルガンに比べてとても繊細で軽いので、弾く時に指が滑らないように神経を使いました。このオルガンは、フィスク社創立者のチャールズ・フィスクが晩年に製作し、当時ニューイングランド音楽院の教授を務めておられたオルガニスト林佑子氏にこの楽器の責任者になってくれるよう依頼しました。今では、世界中の名だたるオルガニストたちに愛されている楽器として知られています。鍵盤は象牙(今は使用を禁止されている)で作られていて、滅多に触れることが出来ない貴重なオルガンを弾くことができました
313日  Harvard Memorial Church
 ハーバード大学中心に建つこの教会には、朝の祈りなどの小礼拝や聖歌隊伴奏に用いるエオリアン・スキナー・オルガンと、礼拝やコンサートに使われるフィスク・オルガン(Op. 139)がありました。この礼拝堂のオルガ二ストChristian Lane氏に双方のオルガンの仕組みなどを説明していただきました。フィスク・オルガンの音はきりっと冴えわたった骨太の音が特徴的でした。エオリアン・スキナー・オルガンは天井に組み込んであるパイプから流れ出る音色が、この世のものとは思えないほど、とても美しいものでした。中央のオルガンの写真は、フィスク・オルガンではなく、エオリアン・スキナー・オルガンです。

 非常に濃いオルガン三昧の
1週間を、無事に過ごすことができました。この研修旅行で学んだことを今後の奏楽奉仕に活かしていきたいと思います。研修のためにご協力くださったすべての方々に、参加した13名のギルド生一同、心から感謝申し上げます。

2013年3月20日(水)
卒業コンサート
 

 2012年度卒業生から活動報告をさせていただきます。 去る2013年3月20日(水・祝)16:30~、池袋チャペルにて卒業コンサートを行いました。 本年度は、卒業する学部生4名、大学院生1名に加え、在学生2名の計7名が出演しました。 当日は100名を超える多くの方々にご来場いただき、温かい気の流れるひと時を持つことができました。 無事にコンサートを終えられたことを、心から感謝致します。ありがとうございました。 「奏楽とは何か、オルガンを弾くとはどういうことか。」 最初は何もわからなかった私たちが人前で演奏するまでに成長できたのは、ここまで導いて下さった、指導者の山裕子先生のおかげです。 また、様々な面でいつも私たちを支えてくださったチャプレン方をはじめ、チャペルに関係する全ての方々にも、この場をお借りしてお礼を 申し上げます。本当にありがとうございました。 今回のコンサートを通して、今まで私たちを支えて下さった皆様への感謝の気持ちを届けることができたのなら、幸いです。 私たちは、オーガニスト・ギルドの活動を通して得た学びを糧として、次のステップを歩んで参ります。 今後とも、立教大学オーガニスト・ギルドをよろしくお願い致します。 

立教大学オーガニスト・ギルド 2012年度卒業生一同


2013年1月7日(月)
新スタッフ任命式

2013年1月7日(月)に新座チャペル(聖パウロ礼拝堂)で、新スタッフの任命式が行われました。
司式は宮﨑光チャプレン、奏楽は立教学院オルガニストの﨑山裕子先生でした。また、金大原チャプレンにも参加していただきました。
この日をもって、3年生はスタッフを引退し、2年生7名と1年生3名の計10名が2013年度のスタッフとしてオーガニスト・ギルドの運営に責任を持つ事になります。2年生は昨年に引き続いて、1年生は初めてスタッフとして活動することになります。
式では、前代表の大西さんによる新スタッフ推挙の後、宮崎先生によるお話を聞きました。任命された新代表の小原さん及び皆は、ギルドを引っ張って行こうという気を引き締めることができました。
任命式後にはチャペル内のホールで食事会が行われ、崎山先生の手作りの根菜スープを美味しくいただきました。

2012年12月5日(水)
後期オーディション
 11月19日(月)に池袋チャペルにて後期オーディションが行われました。
今回は5名の学生が挑みました。緊張感の高まる中、当日は審査員の先生方(大学チャプレンと学院オルガニスト)をはじめ、聖歌隊、チャペル団体の仲間たちの応援もあり、とても温かい雰囲気の中で演奏することができました。
それぞれに今後礼拝で奏楽をする上での課題(歌詞の解釈など)は残ったものの、無事全員合格しました。
 こういった場を通して、改めて周りの方々の支えの大きさを痛感します。これからも、自分の課題に向き合い、より良い奏楽ができるよう努力していきたいと思います。
2012年12月2日(日)
SPF
11月2~4日に、立教大学の学園祭(SPF)が開催されました。
私たちは、池袋キャンパスのチャペル横で、クリアファイルを販売しました。このクリアファイルは、10月のホームカミングデーで販売をしたものと同じで、来年新チャペル会館に移設されるベッケラートオルガンの写真がデザインされています。
売上げは私たちギルドの来春のボストン研修費に充てられることもあり、皆で精一杯呼び込みを行いました。
また、多くの方が足を運んでくださるチャペルでは、学生による演奏も行いました。演奏後にファイルを購入してくださった方も多くいらっしゃいました。
お越しくださった方、購入してくださった方、本当にありがとうございました!

2012年12月2日(日)
ホームカミングデー
10月21日に第50回ホームカミングデーが池袋キャンパスで開催されました。
今年は、来年3月に米国ボストンで計画しているオルガン研修のため、クリア
ファイルを販売しました。
ファイルのデザインには、池袋チャペルにあるベッケラート大オルガンの写真を
用いました。
このオルガンは、新チャペル会館に移設されるために来年4月には取り外される
ことが決まっており、この姿は今年度で見納めです。教会音楽研究所の江波戸夕香さんが写真を撮ってくださいました。クリアファイルをご購入くださった皆様ありがとうございました。
また、この日は、チャペルでハンドベルクワイアとの合同コンサートも行われまし
た。
ご来場くださり、チャペル団体のためにご献金くださった皆様も、本当にありがとう
ございました!


2012年 8月12日(日)
夏研修@鎌倉

82日(木)13時から16時まで、日本基督教団鎌倉雪ノ下教会で夏研修を行いました。川﨑両牧師をはじめ、大変お世話になり感謝しております。
雪ノ下教会では、全員が練習をしてきた聖歌とそのアレンジ曲を演奏し、初めて触れるオルガンでの音作りや音色、タッチの違いを体験しました。池袋、新座チャペルにはない新たな音や、柔らかな音、華やかなリード管の音色を聴き、同じ名前のストップでもどのように違っているのか、初めての音をどのように自分が用意してきた曲に取り入れることが出来るのかを考える上で、貴重な音作りの学習が出来たと思います。

全員の演奏後には修了礼拝を行い、鎌倉雪ノ下教会の牧師、川﨑公平先生に奨励をしていただきました。「奉仕をするには一度自分を殺さなければならない」という厳しいお話しに、気が引き締まる思いでした。
修了礼拝の後には近くの日本聖公会の鎌倉聖ミカエル教会を訪問し、教会やオルガンについて小林牧師から詳細に説明 をしていただきました。
普段は耳にしないハモンドオルガンの音色や、このオルガンが普及するまでの経緯なども聞くことができました。

今回の研修では、練習に励む中での技術の向上はもちろん、上級生は下級生の成長した演奏を聴くことで、下級生は上級生の安定した演奏を聴くことでお互いに刺激を受けることができました。

皆がこの感覚を忘れずに練習を続け、後期の奏楽奉仕に活かして行きたいと思います


2012年 7月16日(月)
ギルド入会式

77日に入会式が行われました。今年度の入会式では1年生4名、2年生2名を迎え、オーガニストギルドは総勢24名となりました。

入会式後、6月25日に行われた前期オーディションに合格した9名が認定証を授与されました。
式の後にはお約束の食事会。美味しいイタリアンのランチで新入会員が一人ずつ挨拶をし、個性全開のそれぞれのスピーチを楽しみました。サプライズとして、3月まで立教大学チャプレンの上田亜樹子司祭が起こしくださり、ギルドの新風と在校生の成長ぶりに目を細めていらっしゃいました。

その日はその後、学生チャペル団体代表委員会主催の新入生のためのプログラムもあり、楽しい一時を過ごしました。
現在、8月の夏研修(鎌倉の教会にお邪魔します)に向けて練習に励んでおります。

2012年 7月16日(月)
前期オーディション
 
 6月25日(月)池袋キャンパスの諸聖徒礼拝堂で前期オーディションが行われました。今回はB(ペダルを付けて演奏)を4名、C(ポジティヴオルガンを演奏)を5名受験し、緊張感に満ちた演奏で見事、全員合格することができました。Cには4月に入会したばかりの1年生と2年生が挑戦し、早速奏楽デビューとなります。またBに合格した2年生は、大オルガンでの始業の祈り、チャペルアワーの他に特別礼拝やさゆり会の奏楽も担当することになります。
 合格した皆さん、本当におめでとうございます!後期オーディションには、より多くのギルド生が挑戦し、自分の奏楽技術を高めることが期待されています。



2012年 4月20日(金)
立教大学チャプレン上田亜樹子先生、最後の主日礼拝
 
 3月25日(日)に、これまで9年間奉職なさった立教大学チャプレン上田亜樹子先生が最後に説教をなさる主日礼拝が、大勢の会衆とともに行われました。礼拝で歌われたすべての聖歌は、説教の内容と当日行われた8名の洗礼式に合わせて先生が選ばれました。
 上田先生はオーガニスト・ギルドの顧問として、どんな時にも私たちに丁寧に真剣に向き合い、魂の成長を助けてくださいました。感謝の気持ちでいっぱいです。
今後も先生が私たちに伝えてくださった多くのことを胸に留めながら、精一杯の奏楽を続けていきます。
ギルド一同、先生の今後の更なるご活躍をお祈りいたしております。


2012年 4月20日(金)
卒業コンサート
 3月20日に池袋キャンパスのチャペル、立教学院諸聖徒礼拝堂で卒業コンサートが行われ、たくさんの方が4年生の最後の演奏を聴きに来てくださいました。昨年度、震災のため卒業コンサートが中止となった為、卒業生である先輩2人もコンサートに出演しました。
 どの曲も魂の込もった最高の演奏で、4年間精一杯の奏楽を続ければこういうオルガンの音になるんだよという、先輩方からのメッセージをいただけた気がします。本当に素晴らしく、感動しました。先輩方のオルガンの音を聞くのはこのコンサートで最後となってしまいましたが、後の残された私たちは寂しさや不安と共に、先輩方のような奏楽、演奏ができるようになりたい、もっと頑張らなくてはという気持ちでいっぱいです。演奏された先輩方、4年間お疲れ様でした。私たちにたくさんのことを教えてくださり、本当にありがとうございました。
2012年 4月20日(金)
春合宿

  神戸国際大学
 
 3月6日~9日の4日間、神戸国際大学と神戸松陰女子学院大学のチャペルで春合宿を
行いました。テーマは「聖歌と奏楽曲」で、各自、自分で選んだ聖歌とその旋律をもとに作曲された曲を練習して臨みました。4年生は卒業コンサートで弾く曲を持っていきました。
 メイン会場の神戸国際大学チャペルではスウェルのストップが充実しているロマン派のオルガン、フィスクを初めて体験し、各自用意してきた曲を最終日の修了コンサートで演奏できるように勉強会、レッスンを行いました。音作りに戸惑いながらも質の良い学びと練習ができ、コンサートでは全員が素敵な演奏をすることができました。

神戸松蔭女子学院大学
 神戸松陰女子学院大学ではフレンチ・クラシック様式のガルニエ・オルガンを体験しました。4段鍵盤で独特な音色と調律等、立教とはまったく違うオルガンを弾くことで、そこにしかない音に触れ、感じることができるという喜びと、合宿の意義を改めて考えることができたのではないでしょうか。
 神戸松陰女子学院大学への訪問は短い時間ではありましたが、その後に交流会を開いていただき、各大学のオルガンや活動に関して話をすることができました。今後ともこういった交わりを続けていくことができればと思います。
 最後に、無事合宿を終えることができ、このような貴重な体験ができたのは両校のオルガニストである伊藤純子先生、私たちを受け入れてくださった両大学のチャプレンと職員の方々、神戸松陰女子学院大学の学生皆様をはじめ、引率してくださった上田先生、宮先生、山先生のおかげです。この場を借りて改めて感謝いたします。
本当にありがとうございました。オーガニスト・ギルド一同、今回の合宿で学んだ多くのことを今後の奏楽に活かすことが出来るよう、引き続き練習やレッスンに励んでいきます。
2012年3月22日(木)
2012年度 新歓活動のお知らせ
今年度も池袋・新座両キャンパスで新歓活動を行います。
池袋ではチャペル付近、新座では1号館前芝生にてブースを設け説明会も行っておりますので、新入生の皆さまぜひ足をお運びください。

活動予定日

池袋キャンパス:3日・4日・6日・7日・9日
新座キャンパス:3日・4日・6日・7日

また9日の夕方には池袋キャンパスにて新歓パーティーも予定しております。詳細は新歓活動でお知らせいたしますので、こちらも気軽に足をお運びください。
新入生の皆さま、お待ちいたしております。



2012年1月24日(火)
卒業コンサートのお知らせ

オーガニスト・ギルドでは卒業間近である4年生の学生を中心に、昨年東日本大震災によって予定されていたコンサートを開催できなかった卒業生も出演し、卒業コンサートを行います。4年間チャペルでの礼拝奏楽奉仕に明け暮れ、これから社会に羽ばたこうとしている卒業生の集大成となる魂のオルガン演奏を、皆さまぜひ聴きにいらしてくださるようお願い申し上げます。


日時:2012年3月20日(火・祝)15:30開場16:00開演

場所:立教学院諸聖徒礼拝堂(池袋チャペル)

入場無料

出演 : 立教大学オーガニスト・ギルド卒業生
曲目
Praeludium pro Organ pleno BWV 552, 1 / Johann Sebastian Bach

Organ sonata No. 4 Op.98 / Josef Gabriel Rheinberger

Hymne d’ Actions de grâces “TE DEUM”, pour Orgue / Jean Langlais

Psalm-Prelude Set1, Op.32 No.1 / Herbert Howells

他4曲

 
♪卒業生が4年間の思いを胸に最後のコンサートを開催します。

パイプオルガンの音色とともにチャペルで優雅なひとときを過ごしませんか。



2011年10月23日(日)
ホームカミングデー

 1023()49回ホームカミングデー。オーガニスト・ギルドのブースでは、東日本大震災のための募金活動とギルドの活動のためのカードとアクセサリー販売を行いました。カードは、シアトル在住の日本人オルガニスト・志賀菜穂美氏がデザインして下さったイラスト、「池袋チャペルのオルガン」、「羊」、「十字架」、 「モミの木」の4種類で、昨年も販売したものです。アクセサリーは、安全ピンとビーズを使い、メンバーで手作りしました。
 
また13時半から行われたオーガニスト・ギルドとハンドベルクワイアによるコンサートにも、多くの方にご来場いただきました。
 ご購入下さった皆様、コンサートに足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました!

2011年9月17日
支援募金コンサート
 9月19日祝日、ようやく秋の気配が感じられる中、立教大学・池袋キャンパスのチャペルで「東日本大震災復興支援のためのリクエストコンサート」が開催されました。このコンサートは、あらかじめリクエストされた曲によりプログラムが構成されています。今回は20名の方々からリクエストをしていただきました。
 第一部はバッハの「ピエス・ドルク ト調長」で幕が開き、その後バッハのコラール前奏曲にメンデルスゾーンのソナタ第6番など、全6曲を演奏。最後のバッハ「パッサカリア」では、その壮大な世界観にみなさん圧倒されていました。第二部は、シベリウスの傑作「フィンランディア」と共に聖歌隊が入堂。聖歌やそのアレンジ曲といった、立教のチャペルでもお馴染みの教会音楽にちなんだプログラムが続きました。そして最後の曲は、崎山裕子先生と聖歌隊長でもあるスコット・ショウ先生の連弾による「ボレロ」!次々と重なり合う音、オルガンならではの圧巻のフィナーレに、会場は拍手で包まれました。改めて音楽の素晴らしさを体感することができました。
 今回、趣旨に賛同してくださった方々から多くのリクエストをいただき、また、当日来場された方々からは温かい拍手、ならびにご寄附いただきましたことを、心から感謝しております。お預かりしたものは全額、日本聖公会東京教区にお届けいたしました。今後の復興支援のために使われます。本当にありがとうございました。
2011年8月17日
夏期研修
8月17日(水)にまる一日かけて月島聖公会、聖路加国際病院聖ルカ礼拝堂、築地本願寺にて夏期研修を行いました。

《月島聖公会》
 月島聖公会にはイタリア・ピストイア市からはるばる海を渡って日本に来た、18世紀に製作された楽器が置かれています。鍵盤の軽さやショート・オクターヴに戸惑いながらも、それぞれが練習してきたイタリアの楽曲を無事に演奏することができました。また、オルガンに風を送る「ふいご体験」も、すべての曲に対して自分たちでさせていただき、手動で風を送っていた時代の大変さを、身をもって実感しました。このオルガンの所有者である宮本とも子先生がわざわざお越しくださり、楽器やこの時代のイタリア特有の指使いをじっくり勉強させていただきました。美しいイタリアの音でした。

《聖ルカ礼拝堂》
 午後は川を渡って、聖路加国際病院の聖ルカ礼拝堂を訪れました。ここのガルニエ・オルガン(1988年設置)はリュック・ポジティーフを備えているため、背後から音が出てくるなど、立教チャペルのオルガンとは違う点がたくさんありました。音色の違いも明白で、とにかく力強い北ドイツの音に圧倒されました。初めて触るオルガンに手こずり、それまで必死で練習してきた課題の「バッハのコラール前奏曲」が上手く弾けない人もいましたが、ふだんは経験できない体にずしりと響く音や、繊細な鍵盤のタッチは私たちにとって大きな収穫となりました。



《築地本願寺》
 最後に、築地本願寺のパイプオルガンを見学させていただきました。ここはお寺としては大変珍しく、本堂にパイプオルガンが設置されています。お線香の香りが漂う中にパイプオルガンがあるというのは、とても新鮮でした。このオルガンは立教学院新座キャンパスのチャペルと同じくヴァルカー社製で、さらに規模の大きな26ストップです。私たちは「仏教賛歌」の楽譜をお借りし、たっぷり1時間ほど不思議な
空間の音を楽しみませていただきました。


この研修は、多くの方々のご理解とご協力により実現しました。
月島聖公会、聖ルカ礼拝堂、築地本願寺で受けた衝撃と感動を、これからの礼拝奏楽
で役立てていけたらと思います。
本当にありがとうございました。
2011年2月24日 (木)
英国教会音楽研修
 私たちは2011年2月24日から3月11日の16日間、聖歌隊とともに英国教会音楽研修を行いました。Cambridge, Oxford, Godmanchester, Londonなど各地でオルガンに触れ、礼拝に出席し、また2013年に池袋チャペルに新しく入るTickell社のオルガン工房を見学する機会も得ることができました。7ヶ所のチャペルでオルガンを弾かせていただき、その音について学び、響きを感じられたことは一人一人にとってとても大きな恵みでした。このような貴重な体験ができたのは、ショウ先生、﨑山先生をはじめ、チャプレンの先生方、チャペル事務室の方々、チャペル会衆の方々、支援募金コンサートにお越し下さった方々の支えがあったからでした。これからも、ギルド生一人一人がこの研修で学んだこと、感じたことを糧に、奏楽者としてより一層練習に励んでまいります。


2011年1月8日 (土) 
任命式
 201118日(土)に新スタッフ任命式が池袋キャンパスのチャペルで行われました。
司式は上田亜樹子司祭、奨励は香山洋人司祭、奏楽は立教学院オルガニストの﨑山裕子氏です。 この日をもって、
3年生はスタッフを引退し、2年生(4月からは3年生)と1年生(4月から2年生)の 計12名が新スタッフとしてオーガニスト・ギルドの運営に責任を持つことになり、先輩達の見守る中、12名は初めての任命式に出席しました。
今回の任命式に当たり、旧代表の近藤さん(3年、以下Kと省略)と新代表の市原さん(2年、以下Iと省略)に語ってもらいました。


●-無事に任命式を終えてどうでしたか?

 I) 「新スタッフは自分達がスタッフになったという実感がまだないまま、任命式に参加しているという感じがありました。」
 (K)「3年生(旧スタッフ)は終わったという安心感と達成感だけでなく、寂しさもありました。
    でも同時に新スタッフへの期待感もいっぱいで、任命式は和やかで暖かな雰囲気で行われていたと思います。」

●-旧代表としてメッセージをお願いします。
 K)「それぞれが、完璧ではないですがきっちりと仕事をこなせたと思います。来月から行われる英国研修については、
     一年以上上かけてかなり早くから動いていたので、バタバタせず進められました。
     また、この1年間でギルドのスタッフのそれぞれの役割分担を、より明確化することができたと思います。
     その一方で、たいへん難しいことですが、メンバーひとりひとりがより良い奏楽を作り上げていってほしいです。
     礼拝奏楽は中途半端な気持ちじゃ務まらないので、全員がもっと真剣に練習に打ち込むべきだと思います。
     そのために、自ら礼拝に興味を持ち、積極的に出席すること、これがよりよい奏楽に繋がると身をもって経験しました。
     」

●-スタッフとして苦労話はありますか?
 (K)「初めは手探り状態で自分はどこまでやればいいのだろうと考え、手堅くしようとするためかテリトリーを
     狭めてしまっていたかと思います。しかし、ひとりで何でもやろうとしないで、みんなで協力してひとつのことを作り上げ
     る、ということを忘れないでほしいです。そうすればもっといいギルドになるのではないかと思います。」
 (I) 「本当に今は手探り状態という感じです…。ところで質問なのですが、近藤さんはスタッフが仕事をしっかりやってくれな
     かった時、例えば締切日をすぎても返信が来ない、という時はどうしていましたか?」

 K)「とにかくしつこく催促をしました。そうすると、みんなもだんだん守ってくれるようになりました。」
 (I) 「怒ったりしてみんなを嫌な気持ちにさせるくらいなら、自分でやってしまった方がいいのかなと思うことがあります。」
 K)「初めは私もそうでした。でも、それでは何もかわっていかないことに気づいたし、段々みんなも自覚を持ち始めたことも
     あ って、次第に仕事がまわりやすくなりました。とにかく面倒でも最初のうちはしっかり指示を出して、根気よく催促す
     ることが大事だと思います。」

 (I) 「なるほど!とても納得しました。ありがとうございます!」

●-新スタッフへの期待と新スタッフとしての抱負をお願いします。
 (K)「できない不安をかかえて何もしないよりは、できることからどんどん挑戦してほしいです。失敗しても大丈夫。今までと
     同 じギルドにする作る必要はないので、アイデアを出しあって可能性を大きく広げてほしいです。」

 I) 「新スタッフのキャラクターは今までと全く違うので、先輩たちのしっかりしているところを受け継ぎながら、今年度のカラ
     ーも出していきたいと思っています。」

 K)「去年、私が代表になったとき、最後まで務まるかとても不安でした。学業やアルバイトとの時間配分にも悩みましたが、
     みんなが責任感をもって行動するようになってくれたので、心配したほど負担にはならなかったです。負担というより、
     自分の成長にすごくプラスになる役割だったと思います。これで終わりじゃなくて、これからも後輩たちのためにできる
     ことは協力していきたいと思っています。もちろん奏楽も、もっと頑張りたいです。」
 
I) 「オーガニスト・ギルドという団体は、奏楽奉仕という同じ目的に向かって一緒に歩いている、ということを忘れないで活
     動を進めていきたいです。ギルド生としての役割を自覚し、1年間頑張ります!」


2010年11月22日(月)
後期オーディション
11月22日(月)池袋チャペルにて、後期オーディションが行われました。審査員の先生方、ギルド生、チャペル他団体の仲間に見守られ、緊張の中5名が受験しました。
Aは最高ランクで礼拝のチャントや詩篇の奏楽、高難度のオルガン曲の演奏の他に、聖歌伴奏の初見能力が問われます。Bは初めてペダルを弾く人が受験するので、今まで使っていなかった脳と身体を必死に呼び覚まさなければなりません。アシで演奏する音も音楽と一緒に呼吸しなければならないので、大変です。Cはオルガンで奏楽する初心者が受験します。ポジティヴ・オルガンがいかにピアノやエレクトーンと違う弾き方なのかを身をもって体験するのです。受験者は、当日朝からオーディションが始まる直前まで諦めずに練習を重ね、一日中ソワソワした気持ちで過ごしていました。受験者同士で励まし合ったり、他の学生からも応援の声をもらったりしながら、本番に向けて集中力を高めていきました。それぞれがこの日に向けて精一杯準備してきた結果、無事、受験者全員が合格することができました。

しかし、練習通りには弾けない難しさ、奏楽で歌をリードする重要さ、心と言葉をぴったり合わせて礼拝を捧げる大切さを改めて感じることができたと思います。オーディションの準備を通して自分の弱点を認識し、これからの奏楽奉仕で克服していくことを学びました。
 「オーディションに合格することはゴールではなく出発点である」というチャプレンの言葉を強く心に留め、今後の礼拝奏楽を通して奏楽技術だけでなく、精神的にも成長していきたいと改めて思った体験でした。

2010年11月6日(土)
支援募金コンサート
11月6日(土)、英国教会音楽研修のための支援募金コンサートが池袋チャペルで行われました。
このコンサートは2、3年に一度行われる英国研修の前にのみ開催される、大変大掛りなプロジェクトでもあり、演奏者の﨑山先生を中心にギルド生一同、春から準備を進めてまいりました。プログラムは、事前に募集した曲のリクエストによって構成され、ありとあらゆる国と時代のオルガン曲がチャペルに響き渡りました。
14時、来場者数およそ250名ほどの超満員の中、第1部が幕を開けました。ドイツのレパートリーを中心に全8曲を演奏。一曲毎に皆さまから暖かい拍手をいただき、特に亡き友人のためにリクエストされた曲には、多くの方がハンカチで目をおさえながら聴いていらっしゃいました。

第2部は第1部とはうって変わり、アンセムや聖歌、イギリスの曲を中心にした全10曲が演奏されました。ショウ先生指揮のもと聖歌隊が出演し、オルガンと美しいハーモニーを奏でました。2時間半以上にも及ぶコンサート、最後は現エリザベス女王の戴冠式の為に作曲された華々しい曲で幕を閉じました。
曲のリクエストをして下さった方の献金と合わせて、沢山のご寄附が寄せられたことに、本当に感謝しております。学生では不慣れな部分もあり、ご迷惑をおかけした点も多々あることと思いますが、多くの方にご支援いただき、大変励まされました。心よりお礼申し上げます。

皆さまから頂いたご寄附は、来年2月の英国教会音楽研修費用として、大切に使わせていただきます。英国で様々なことを体感し、学んだことを日々の礼拝奉仕に還元できるよう、ギルド一同ますます練習に励んでまいります。


2010年10月30日(土)31日(日)
セントポールフェスティバル ST.PAUL FESTIVAL (SPF)
10月30日(土)より3日間、立教大学では池袋キャンパスの学園祭(SPF)、新座キャンパスの学園祭(IVY Festa)が開催されました。私たちオーガニスト・ギルドは池袋チャペル横にてメッセージカード(シアトル在住の日本人オルガニスト、志賀菜穂美氏が私達のためにデザインして下さいました!)や、前回2008年にイギリス研修に行った時の写真がプリントされたポストカード等を販売いたしました。土曜日は﨑山先生がチャペルでオルガンを練習していたこともあり、雨天ながらチャペルは大盛況。オルガンを聴いた後でカードを購入される方も多くいらっしゃいました。

しかし、台風接近の影響でなんと学園祭は午後1時をもって急遽中止に…。
2日目はギルドの学生によるオルガン演奏、チャペルを見学された方々の反応はさらに良好で、カード販売も初日の4倍もの売り上げを出すことができました。
ご来場下さった方々、ご購入くださった方々、本当にありがとうございました!


2010年10月24日 (日)
第48回 ホームカミングデー
10月24日(日)第48回ホームカミングデーオーガニスト・ギルドのブースでは、来年2月に予定している「英国教会音楽研修」の支援金のために、クリスマスを前にカードを販売しました。

私達のためにシアトル在住の日本人オルガニスト・志賀菜穂美氏が希望通りにデザインして下さったイラスト、「池袋チャペルのオルガン」、「羊」、「十字架」、「モミの木」の4種類です。とりわけ、主イエスを飼い主と見なし、それに従うクリスチャンの象徴である「羊」は大人気でした。カードを購入してくださった皆さま、どうもありがとうございました!!
今後も販売を継続して行きます。
 
2010年8月17日 (火)
夏期研修@桜美林大学 新荊冠堂チャペル
東京都町田市の広大な敷地の一画にある桜美林大学 新荊冠堂チャペルのオルガン見学&研修に行ってきました。モダンなチャペルの中にあるオルガンのケースの木材は楓で出来ており、チャペル内の椅子と調和していました。オルガンは、フランスの建造手法の影響を受け、中部ドイツの響きと融合させたバロック期ドイツのオルガン製作者、ゴットフリート・ジルバーマンのスタイルを基本としているので、あまり東日本にはないタイプのオルガンでした。

音色ですが、Prinzipal'8とRohrflote'8という組み合わせは滅多に使われませんが、ここ桜美林大学のオルガンは、響きがいいというジルバーマンの提唱によって使われます。

オルガンの中に入って見学したり、皆で「光の子になるため」の聖歌を歌ったりと終始和やかなムードの研修でした。

2010年8月11日 (水)
夏期研修@明治学院チャペル
白金台にある明治学院チャペルで、2009年10月に完成された新しいオルガン見学と夏期研修を行いました。このオルガンは、オルガン音楽が最も栄えた18世紀前半の北西ヨーロッパの伝統を受け継ぎ、形や見た目だけでなく、忘れられた材料と手法を昔どおり再現されたオルガンです。総重量は、11t もあるそうです。

「良い音とは、深く良く響く音」

参加者一人ひとりが準備した曲を弾き、レッスンを受け、音の深さを実感した研修でした。


2010年7月8日 (木)
入会式
7月8日(木)、今年新たにオーガニスト・ギルドに加 わった新入会員を迎える式を池袋チャペルにて行いました。
今年度は池袋・新座合わせて11名と、多くの新入生を迎え、総勢38名で活動をしています。

また同時に6月21日(月)に行われたオー ディションの合格者への、認定証授与式も行われました。新しい仲間とともに、
今後ともさらに充実した活動ができるように、また奏楽の技術も向上できるように精一杯取り組もうと、ギルド生一同気持ちを新たにしました。


2010年6月21日 (月)
前期オーディション
 6/21(月)18:30より池袋チャペルにて、2010年度の前期オーディションが行われました。

A、B、C、3つのレベルに合計7名が受験し、緊張の中、無事全員がそれぞれの級に合格することができました。4月に入会したばかりの新入生も積極的に挑戦し、
これからは池袋キャンパスでの始業の祈り、新座キャンパスでのチャペルアワーの奏楽を担当できるようになりました。
このオーディションを通して、ギルド生一同改めて奏楽の大切さや難しさを感じ、さらに奏楽技術を高めていこうと決意を新たにしました。

    
2010年5月15日 (土)
新入生歓迎会
 新緑が芽吹く五月晴れの中、新座キャンパスのチャペル会館で、新入生歓迎会を開きました。
今年は、立食パーティーと自己紹介を兼ねたビンゴゲームやジェスチャーゲームなどの
レクレーションを行いました。

毎年行われる歓迎会は、池袋生と新座生の交流を深めるチャンスでもあり、
新入生の緊張も先生や先輩方の笑いで解きほぐれ、これからの活動を一緒に頑張っていこうと
いう気持ちになれます。

オーガニスト・ギルド一人ひとりが、力を合わせてこれからの奏楽や合宿に向けて
取り組んでいきますので、みなさん宜しくお願い致します!

2010年4月22日 (木)
ランチタイムコンサート
 4/22(木)12:30~池袋チャペルにてランチタイムコンサートを開催しました。今回のコンサートのテーマは「世界の楽しいオルガン音楽」。ドイツ・スペイン・イギリス・アメリカ各国を代表する曲を演奏しました。

同じパイプオルガンで演奏しているのに、それぞれの国によって音色も雰囲気も全く異なることを改めて実感しました。当日は悪天候だったのですが、100名ほどの方が聴きに来て下さり、演奏者に暖かい拍手を送って頂きました。 
本当にありがとうございました!!

2010年3月21日 (日)

2009年度 卒業礼拝


 去る3月21日、池袋チャペルにてチャペル団体の卒業礼拝、その後卒業記念プログラムが行われました。
 
卒業記念プログラムでは、大学生活でのチャペル団体の様々な出来事を思い出していただけるように、在校生が卒業生に対して呼び掛けをしたり、また卒業式の定番「旅立ちの日に」を皆で合唱したりと、楽しい場面、感動する場面がありました。
 
卒業生が退場する際には、在校生がアーチを作り、「翼をください」を歌いながら卒業生を皆で送り出しました。卒業生からの「ありがとう」という言葉がとても嬉しかったです。

卒業生の皆さん、本当にご卒業おめでとうございます。
 

2010年3月20日 (土)
 2009年度 卒業コンサート

 3月20日(土)にオーガニスト・ギルド、聖歌隊、ハンドベルによる三団体合同卒業 コンサートが開催されました。

ギルドからは卒業生1名、現役生9名が出演しました。各団体30分間の演奏、一番最後には三団体合同による聖歌メドレーを行いましたが、それぞれの特性を活かしながら一つのものをつくり上げていくことはとても難しいことでした。

しかし、卒業生中心に何度も話し合いを重ね、試行錯誤を繰り返し、さきやま先生やチャプレンの方々など多くの人に助けられながら無事コンサートを終えることが出来ました。来てくださった方の暖かい拍手は、卒業生をはじめとする出演者の心に深く届きました。本当にありがとうございました!!
 
 


2009年10月25日 (日)
  ホームカミングデー
 聖歌隊・ハンドベルと共に3団体合同コンサートを行いました。
雨の中、多くの方々に足を運んでいただきありがとうございました。
ホームカミングデーで販売したクロスですが、2011年に予定されている英国研修旅行のための資金として用意することになりました。

・・・なぜ木の十字架(クロス)なのか?
私たちは、キリスト教の礼拝において奏楽奉仕をすることを主な活動としているチャペル団体のひとつであることから、私たちの原点であるキリスト教のシンボルのひとつであるクロスをモチーフにしました。

・・・木の十字架(クロス)の素材
最初にクロスを作る案が出たときは、パイプオルガンを作る際に使用する木と同じ素材の木を使ってクロスを作ろうと考えましたが、結局その案は難しいことが分かり、最終的に3種類の木を使って作ることになりました。3種類の木は、クルミ(黒っぽいもの)、チェリー(茶っぽいもの)、かば(白っぽいもの)と、それぞれ大小あります。


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