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豆知識

  ◆聖パウロ礼拝堂(新座チャペル)
ヴァルカー社製。
天井の高さ17m、パイプ総数747本、ストップ数11、2段手鍵盤、足鍵盤つきのオーストリア製で、礼拝で荘厳に奏でられる。パイプは正面の十字架のスクリーンの中にあり、残響3秒という礼拝堂の音響的条件に助けられて、楽器自体の規模は最小の形であるのに、あたかも大オルガンであるかのような響きを発する。





  ◆諸聖徒礼拝堂(池袋チャペル)
ベッケラート社製。
旧オルガンは1920年ごろに設置され、第二次世界大戦を経て衰弱し、72年頃から使用されなくなった。
ルドルフ・フォン・ベッケラートが戦前、フランスでオルガン修行を始めたので、特にリード管についての音色におけるフランスの影響が非常に顕著である。第三鍵盤の「レシ」が、フランスオルガンの一つの形。しかしベッケラート社が目標にしているのは、北ドイツのオルガンである。



 
◆(ベルタワー)
タワーの高さ31m、その上に4mの十字架が立っている。取り付けられている大中小3つのベルは、「ビック・ベン」として有名なウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)の時計台のベルを製作したホワイトチャペル・ベルファンドリー社製。

ちなみに、本校正門から朝霞方面に延びる市道は、「鐘の音通り」と名付けられている。













◆(正面写真)
 正面の十字架は、イエスの受難を記憶するもの。
中央銀色の十字架は天井より床まで一本の太い木で作られており、天井より下界まで貫く神の人類救済の大思想を表している。左右の美しい空色は、天空・精神界を表し、中央部の乱れ格子は、人間社会の様々な関係、親子、兄弟、等々を表現している。
 












 

◆(祭壇写真)
 祭壇中央の「PAX VOBISCUM(パクス・ヴォビスクム)」は、ラテン語で「平安汝らにあれ」の意味で、復活したイエスが弟子たちに語られた挨拶(ヨハネ20の16)の言葉。
祭壇脚部の「X」と「P」のしるしは、ギリシャ語のキリスト「XPISTOS」の初め二字「X(カイ)」と「P(ロー)」の組み合わせで、地下墓地の中にしばしばこの記号がある。チャペルに備え付けられているパイプオルガンは、オーストリアのヴァルカー・マイヤー社製。説教台の左奥にある演奏台は手鍵盤(2段)、及び足鍵盤。総数747本に及ぶパイプは、正面乱れ格子の裏に備えられている。
 

 
◆(ピエタのレリーフ)
 チャペル入り口内側壁面にあるピエタ(嘆きの聖母像)のレリーフは、本校卒業生で日本美術展覧会(日展)会員である三坂 制氏製作によるもの。縦横2m、重さ150㎏、ブロンズ製。三坂氏の作品は、練馬区の四季の香公園、春の風公園、大泉井頭公園、扇山公園や、川越駅西口広場などに設置されている。
 






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