研究成果など

『鳥栖のつむぎ――もうひとつの震災ユートピア』の刊行

佐賀県鳥栖(とす)市。
福島第一原発事故で故郷を強制的に追われた人、
〈自主〉的に避難した人、避難を終えて戻っていった人……。
迷いや葛藤を抱えながら鳥栖に移った母親たちが、
人とつながり、支えられ、助け合い、紡いでいった
6つの家族の〈避難とその後〉の物語。
> チラシ

「楢葉町の避難先での暮らし聞き書き&写真展」プロジェクトは立教大学SFR重点領域研究で引き継ぎ、プロジェクトを展開しました。

鳥栖記録集

佐賀県鳥栖市に避難された方々と共に写真集と聞き書き集を作成しました。

関礼子・廣本由香編,2013,『とすのうた』関礼子研究室.> 新聞記事
関礼子・廣本由香編,2013,『とすのつむぎ』関礼子研究室.> 表紙

科研報告書

関礼子編,2013,『大規模災害研究1』関礼子研究室.

目次


第一部 論文編

  • 第1章 楢葉町住民調査からみた避難生活の現状と今後(林雄亮)
  • 第2章 「野菜」をめぐるまなざしの交錯
        ―震災直後の会津若松市における「青物小売り」を事例に―(佐治史)
  • 第3章 福島原発事故の放射能汚染をめぐる自主母子避難
        ―「暮らせる場所」からの選択―(廣本由香)

第二部 資料編

  • 第4章 沖縄における被災者・避難者支援
        ―石垣市「ちむぐくる」の組織化過程―(江上渉)
  • 第5章 福島原発事故における役場機能移転自治体と「減災自治」(関礼子)
  • 第6章 楢葉町年表2011.3.11~2012.3.10(関礼子)

楢葉町写真展

「福島県楢葉町 私たちのいま…3.11からの写真展@会津美里町…」
日時:2013年3月20日~21日
場所:会津美里町宮里 楢葉町仮設住宅敷地内 北集会所

※写真展「支えあう力とジェンダー~二年目の福島からの声~」第13回早稲田大学ジェンダー研究所主催シンポジウムにて写真展を開催していただきました。
写真展「福島県楢葉町 私たちのいま…3.11からの写真展@会津美里町」
日時:2013年11月16日(土)13:30~16:30
場所:早稲田大学戸山キャンパス

楢葉町写真集

関礼子編,2013,『被災・避難生活を写真で語る―福島県楢葉町、私たちのいま、〈2012年夏〉』立教SFR重点領域研究「課題解決型シミュレーションによるESDプログラム開発(代表:阿部治)」.

「警戒区域見直しにともなう楢葉町住民調査」調査報告書(速報・暫定版)

下記より調査報告書をダウンロードいただけます。(2012年11月)