研究内容

糖鎖修飾の品質管理機構

分泌または細胞膜タンパク質の多くは糖鎖による修飾を受けることによって正しい機能を発揮することができる。正しい糖鎖修飾が行われないと、タンパク質、細胞、そして個体の機能に著しい異常が生じ、重篤な疾患を引き起こす。したがって、異常な糖鎖を検知し排除する「品質管理機構」の存在が想定されたが、長らくその実体は不明であった。私たちは、糖鎖異常を引き起こすと、異常な糖鎖をもつタンパク質が分解されている可能性を見出した。現在、この新たな「糖鎖の品質管理機構」の詳細について研究を進めている。

酸化ストレスに対する防御機構

生体は様々なストレスに晒されている。過度なストレスは生体に不可逆的な異常を引き起こすため、ストレスに対する防御機構は重要である。私たちは、様々なストレスのうち、重大な異常を引き起こす酸化ストレスに着目し、その防御機構を研究している。現在、酸化ストレスに対する新たな防御機構を見出し、その詳細について研究を進めている。