言語的文化的多様性を生きる子どもたちのための 第二回POD会議 With/By/Forthe Power of Diversity 子ども達の多様性は未来を作る礎です 第二回POD(Power of Diversity)会議を、秋の群馬県伊勢崎市で実施することになりました。全国的に見ても外国人登録比率が高い群馬県ですが、伊勢崎市は県内で一番その数が多い市です。2013年度に開催された第一回POD会議では全国から言語的文化的多様性を生きる子どもたちの支援にかかわる多くの実践者が集まり、有意義な時間を過ごすことができました。あれから一年、それぞれの現場はどのようになっているでしょうか。創意工夫の実現とともに新たな課題が生まれているのかもしれません。「多様性の力(POD)」を冠に付けたこの会はそれぞれの人が持つその人独自のありようを大切にし、それを持ち寄るところに社会の発展が可能になると考えています。今回初めて参加される方も大歓迎です。是非あなたの参加によってPODの多様性の幅を拡げて下さい。 今回のPOD会議には三つの特徴があります。一つは当事者である子どもたちを中心に据えたことです。子どもたちの学習支援実践者とともに学習主体である子どもたちの参加を歓迎します。二つ目は子どもと大人が一緒にワークショップをすることで共に学ぶ場を用意したことです。共に学ぶ中で普段見ている子どもとは違う様子に驚くかもしれません。思いもしなかった子どもたちの力に気づくかもしれません。三つめは海外にルーツがある多様な子どもたちが生活する現場から世界を見ようとしている点です。今回は群馬県伊勢崎市での開催となりましたが、他の地域でも同じ事実に気づくのではないでしょうか。共通性と差異から何が見えるでしょうか。 もちろん第一回と同じく、実践者のぼやきの時間もあります。さあ、ぼやき、嘆き、そしてさらに新しい実践の可能性を一緒に探索しようではありませんか。海外にルーツがある子ども達だけでなく、子どもも大人も関係なく、すべての人が学び、発達する場を共に築きましょう。伊勢崎市近郊の方々はもちろん、初めてそこに足を踏み入れる方々も大歓迎です。放課後支援者、学校関係者、ボランティア、当事者、皆が学習者です。自らを成長を願う学習者と考え、お互いに学びあうことを楽しむ人であれば誰でも参加歓迎です。今回は子どもたち自身の参加を心待ちにしています。その保護者の方が参加することも望まれます。参加者の言語保障のためにポルトガル語やスペイン語、タガログ語、ビサヤ語、英語など是非皆さんの知識と技能をお貸しください。ご協力宜しくお願いします。 日時:2014年10月4日(土) 午後 ~ 5日(日) 午後 場所:伊勢崎市民プラザ http://www5.wind.ne.jp/shiminplza/ 〒372-0833 群馬県伊勢崎市富塚町220番地13 ★ポスターはこちらよりダウンロードしていただけます。↓↓ ★伊勢崎在住の若者(ユース)の方はこちらをご覧ください。↓↓ ★ドラマワークショップとミュージアムワークショップの様子はResource Roomでご覧いただけます。↓↓ 主催:「海外にルーツがある文化的に多様な子ども達の表現活動を中心とした学習共同体の研究」(科学研究費助成事業基盤研究(B)研究代表:石黒広昭 ) 後援:伊勢崎市教育委員会、NPO法人J コミュニケーション(群馬県伊勢崎市) |