■報告者紹介 (順不同)   ○は主催科研メンバー

石黒広昭(立教大学文学部 教授(発達心理学・教育心理学))○ 司会・開会挨拶
活動紹介:人間の学習と発達の過程について研究している。多様な環境の中で示す人の多様な生きざまに惹かれる。パフォーマンスアートに関しては創作することの意味を、思考、言語、情動、社会をキーワードとして捉えたいと思っている。

宮崎隆士(北海道大学大学院教育学研究院 教授(社会教育))○ 司会
活動紹介:Community Empowermentをキーワードに、個人の発達と社会の発展を統一的にとらえる学びの在り方を探究しています。その鍵を握るのが創造的学習なのですが、この学習の展開は非決定空間としての表現・対話・協働の空間に支えられていると考えています。
URL:http://shakyo.edu.hokudai.ac.jp/ (北海道大学大学院教育学研究院社会教育研究室)

舘岡洋子(早稲田大学大学院日本語教育研究科 教授(日本語教育))○ 司会・報告10
コミュニティとしての「ことばを学ぶ教室」における教室ならではの協働的で創造的な学びの場の創出について考えている。母語あるいは外国語による対話を通して、自己表現し他者理解をしようとする空間において、人々がどのように変容していくかに関心をもっている。

内田祥子(高崎健康福祉大学人間発達学部子ども教育学科講師(保育学・発達心理学))○ 報告13
活動紹介:Playshopは2003年度から大学研究室と様々な保育・教育現場が共同で実施している遊びプログラム。大人と子どもは、遊びの中でストーリーの劇化をおこない、協働的な「遊び世界」を創造します。

深澤伸子(タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会 会長) 報告10
活動紹介:この会では、タイで育つ日本にルーツを持つ子どもたちの幸福を、子どもを取り巻く全ての大人たちが、それぞれの立場から「ことば」を切り口に考えていきます。ことばの力とは、自分を理解し、人を理解し、社会との関係を拓いていける力のことです。その力を育てるために一人でも多くの方々と一緒に考え、活動していきたいと思います。
URL:http://d.hatena.ne.jp/jmherat/(タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会)

渡辺貴裕(東京学芸大学教職大学院 准教授(教育と演劇)・学びの空間研究会 主宰) 報告12
活動紹介:教育方法学を専門とし、演劇的手法を用いた学習に関して研究を進めてきました。小中高の先生方と共にさまざまな教科・領域での実践を生みだしてきています。

川島裕子(北海道教育大学 特任研究員(教育と演劇)) 報告11
活動紹介:役者経験を経て、演劇的手法による教師のコミュニケーション育成のための授業開発と実践を教員養成4大学で行う。演劇パフォーマンスに着目し、学校での若者の身体形成を研究。教育現場で演劇ワークショップを行う。トロント大学博士課程。 
URL:http://hato-project.jp/hue/project/p3.html(「大学間連携による教員養成の高度化支援システムの構築-教員養成ルネッサンス・HATOプロジェクト」の先導的実践プログラム「演劇的手法による教員養成課程の学生並びに現職教員のコミュニケーション能力育成プロジェクト」)

衛 紀生(可児市文化創造センター 館長兼劇場総監督) 報告3
活動紹介:歌舞伎・演劇評論家、文化行政アドバイザー。93年舞台芸術環境フォーラムを設立。早稲田大学文学部講師。宮城大学事業構想学部・大学院の客員教授を経て現職。十数地域の自治体文化行政にかかわる一方で、文化庁、地域創造、芸術文化振興基金などの委員を務める。
URL:http://www.kpac.or.jp((公財)可児市文化芸術振興財団)

松浦正和((公財)可児市文化芸術振興財団事業制作課 主任) 報告4
活動紹介:可児市文化創造センターにてマーケティングを担当したのち、現職の事業制作担当へ。社会包摂型事業に関心を持ち、当劇場の多文化共生プロジェクトに3年関わるほか、演劇やダンスの市民参加公演の制作を担当。
URL:同上

森さゆ里(文学座 舞台演出家・演劇ワークショップ講師) 報告5
活動紹介:舞台創作は、オペラから下北沢。3歳から80歳。在住の外国人、障害者の方とも、幅広く活動。 演劇ワークショップ講師は、小学校・高校・大学、そして文化庁、地域コミュニティに向けて全国各地で開催。

大島広子(舞台芸術家(フリー)) 報告6
活動紹介:ロンドン、セントラル・セント・マーチンズ美術大学、舞台美術コース卒業。2010年から1年間、文化庁新進芸術家海外研修制度において、舞台美術研修生としてドイツ、ライプツィッヒに滞在。これまでに、児童演劇、翻訳劇、ミュージカルなど70作品以上に舞台美術家として参加。小中高校生対象の美術、演劇ワークショップの講師としても活動中。
URL:http://www.hirokooshima.net/(HIroko Oshima Stage and Costume design)

常田景子(フリーランス翻訳家) 報告9
活動紹介:劇場公演の上演台本として英語圏の戯曲翻訳を主とし、日本の戯曲を海外に紹介するための英訳も行なっている。近年の主な上演作品に『ヒストリー・ボーイズ』『奇跡の人』『永遠の一瞬』『6週間のダンスレッスン』などがある。

林 英樹(テラ・アーツ・ファクトリー 代表・公益社団法人 国際演劇協会日本センター 理事) 報告8
活動紹介:1980年代より恒常的な演劇ワークショップを開催する。日本、海外でワークショップをベースにした舞台作りを実践する。「紛争地域から生まれた演劇」の総合プロデューサーを勤める。
URL:http://www.geocities.jp/terra2001jp/(テラ・アーツ・ファクトリー),
http://iti-japan.or.jp/(公益社団法人 国際演劇協会日本センター)

漢 幸雄(士別市教育委員会生涯学習部 次長兼地域教育課長・あさひサンライズホール館長) 報告7
活動紹介:平成6年のあさひサンライズホールの開館準備から担当。鑑賞事業の他、演劇を中心とした市民参加型の事業や市内全小中学校を対象としたアート体験事業を手掛ける。市民劇は13年間で14本をコンスタントに製作。現在は全ての小中学生が年間に最低2時間のアート体験が実現するワークショップを中心としたアウトリーチを継続。
URL:http://sunrisehall.web.fc2.com/(あさひサンライズホール)
https://www.facebook.com/Asahisunrisehall(あさひサンライズホールFacebook)