Tsutomu Kobayashi

これまでの博士論文

  • 富川慶太郎 "Toward Tests of Modified Gravity with Cosmological and Astrophysical Gravitational Waves" (2023年3月)
Dr.富川君
あれよあれよという間にか7人目の博士誕生。
  • 彌永亜矢 "Extended Cuscuton Theory: Formulation and Dark Energy" (2021年3月)
  • 赤間進吾 "Primordial Non-Gaussianities from General Models of Inflation and Bounce" (2021年3月)
Dr.彌永さん
コロナの影響で赤間君は学位授与式に参加できず。
  • 平野進一 "Toward Tests of Degenerate Higher-Order Scalar-Tensor Theories on Small and Large Scales" (2020年3月)
Dr.平野君
コロナで学位授与式は中止になってしまいました。
  • 小川潤 "Anti-Screening of the Galileon Force Around a Disk Center Hole" (2019年3月)
  • 西咲音 "Observational Predictions of Generalized Galilean Genesis" (2018年3月)
Dr.西さん
西さんは顔出しNGとのことです...
  • 矢嶋耕治 "Suppressing the primordial tensor amplitude without changing the scalar sector in quadratic curvature gravity" (2017年3月)

これまでの修士論文

2023年度

  • 2023年度は指導学生なし

2022年度

  • 高寺俊希 "縮退高階スカラー・テンソル理論における構造形成の球対称崩壊モデルを用いたVainshtein機構の解析" 最優秀発表賞
  • 齋藤仁 "空間的に共変なテンソル2自由度重力におけるブラックホール摂動論"
Dr.富川君
当研究室から久しぶりの発表賞。

2021年度

  • 村田知瞭 "ベクトル場と初期宇宙"

2020年度

  • 池田拓人 "非最小結合した物質とスカラー・テンソル理論の諸側面"
  • 佐藤靖 "リッチスカラーからなる高次曲率項によるインフレーション"

2019年度

  • 三嶋洋介 "Revisiting slow-roll dynamics and the tensor tilt in general single-field inflation" 最優秀発表賞

2018年度

  • 那須千晃 "K-mouflage gravityにおける星の解"
  • 森祐子 "一般化されたヒッグスインフレーションにおける複数場の影響"
  • 富川慶太郎 "スカラー型ゆらぎから誘起される重力波のゲージ依存性" 優秀発表賞
騒々しい奴ら
博士号を取った小川君と修士号を取った富川君、森さん、那須さん
騒々しい奴ら
修了式後の飲み会

2017年度

  • 彌永亜矢 "縮退した高階微分マルチスカラー・テンソル理論の構築に向けて" 優秀発表賞
  • 赤間進吾 "特異点のない宇宙の不安定性と空間曲率が及ぼす初期宇宙への影響" 最優秀発表賞

2016年度

  • 平野進一 "修正重力理論によるダークマターモデルの構築" 最優秀発表賞
平野・矢嶋
左が平野君、右は博士号を取った矢嶋君

2015年度

  • 秋田悠児 "高階微分理論の諸側面" 優秀発表賞
  • 小川潤 "シフト対称性を持つホルンデスキー理論におけるブラックホールの不安定性" 最優秀発表賞
小川・秋田
小川(左)・秋田(右)の2人で仲良く発表賞

2014年度

  • 西咲音 "一般化されたGalilean Genesisモデルについて" 優秀発表賞

2013年度

  • 大西武雲 "重力場と非最小結合したヒッグススインフレーションの妥当性について"
  • 舟田成登 "修正重力理論における密度ゆらぎの進化"

研究室訪問FAQ

研究室訪問の際によく聞かれる質問とそれに対する回答を簡単にまとめました。 これで情報として聞きたいことは尽きてしまうかもしれませんが、 研究室の雰囲気など私や大学院生に直接会って話してみないとわからないこともありますので、進学を検討している方はぜひ一度ご連絡ください。

どういう研究をやっていますか?
一言で説明するのは難しいです。 これまでやってきた研究についてはこちらにまとめましたが、 あまり長期的な展望を持たず、行き当たりばったりに取り組んでいます。大学院生との共同研究もそうです。

○○という研究はできますか?
意義があって成果もある程度期待できるテーマであれば、何をやっても自由です。が、最初の論文ぐらいは私と一緒に書く、という前提で答えると、私の研究上の興味・関心や経験とあまりに離れたことについては責任を持って指導できません。 例えば、大規模な数値計算を伴うような研究について私は指導者として適任ではないでしょう。 また、もう流行が去ってしまい重要性もないテーマや成果の出る見込みがないようなテーマをやりたいと言われれば、止めると思います。 修士の間にテーマの探し方、研究のやり方については教えますので、博士の間に興味・関心が広がった場合は、外の人と自由に共同研究してください。 指導教員が書類上私でも、私と共同研究する必要はありません。

他大学出身者はどのぐらいいますか?
3年に1人ぐらいだったのですが、最近は急速に増えて半分ぐらいは他大学出身です。 他大学出身者が大学院入試の合否判定で不利な扱いを受けることはありません。

研究室の行事・活動はどのような感じですか?
私たちは、「理論物理学研究室」という素粒子・宇宙物理理論分野の教授・准教授4名、助教3名と大学院生からなる研究室を形成していて、 大学院生については教授・准教授の誰かが指導教員、ということになっています。 理論物理学研究室全体としての活動 (いわゆるセミナーなど) もあれば、素粒子・宇宙それぞれのサブグループとしての活動 (いわゆる文献紹介的なゼミなど) もあります。 各指導教員ごとに大学院生とのミーティング的なこともやっていると思います。

学会に行く場合にはサポートしてもらえますか?
基本的な方針として、国内の学会・研究会で発表する場合の出張旅費は全額サポートします。 M1でまだ発表できる研究成果がないが、学会に行ってどういう研究が行われているのか見聞を広げたい、という場合も、回数に制限はありますが可能な限りサポートします。 立教大学には、大学院生が応募できる競争的獲得資金もあり、それを利用して海外出張することも可能です。 研究費には恵まれていると思います (理論なのでもともとお金はかからないのですが)。

学費やTA・RAについてはどうなっていますか?
学費についてはこちらをご確認ください。 立教大学の大学院は、私立にしては比較的安く設定されていると思います。 TAは、むしろ (研究の邪魔にならない範囲で) 積極的にやってくれるとこちらとしても助かります。 博士課程の学生はRAとして雇用され、学費相当分程度の給与が支払われます。 (つまり、実質無料。) 2023年現在、この制度は維持されています。

修士修了後の進路、博士課程に進学した場合のキャリアパスはどうなっていますか?
これまでは、修士修了後に民間企業等に就職する人よりも博士課程進学者の方が若干多いです。 修士修了後の進路として私が把握しているのは、私立中高教員、IT系企業などです。博士課程進学者については、学位取得後にポスドクとして研究を続けている人、 数年のポスドク生活ののちにアカデミアに任期なしの職を得た人、民間企業 (理論物理の博士号取得者ばかり採っている企業や某投資企業を親会社に持つIT企業など) に就職した人がいます。 アカデミアに残るのは非常に難しいのですが、民間企業に就職する場合に (少なくとも私から見て) 苦労した人はいません。 博士課程に進学した場合のキャリアパスも多様化し、社会の方でも徐々に受け入れ体制が整ってきているような印象を持っています。

大学院入試に合格したとして、進学までにどのような勉強をしておけばいいですか?
入学後に研究で使うのは一般相対論や宇宙論、場の量子論の知識なので、勉強しておくと大学院進学後の勉強・研究をやりやすいかと思いますが、これらについては授業があるので焦って進めなくても構いません。 むしろ学部3年生までに習うような基礎知識を定評ある教科書を読んでしっかり身につけておいてください。ランダウ・リフシッツの力学や流体力学、場の古典論、砂川やジャクソンの電磁気学、猪木川合の量子力学、田崎統計などですね。最近では他にも良書があるのかもしれません。