オーストラリア・ブリスベンで開かれた第六回世界環境教育会議(2011年7月19日~23日)において、立教大学ESD研究センターが企画したシンポジウム「Sustainability in Higher Education in the Asia-Pacific」が開催された。このシンポジウムは、2008年12月に立教大学で行われた「HESD国際シンポジウム:サステナビリティと高等教育」に始まる、アジア太平洋地域の大学におけるESDについての国際共同研究の一環として位置付けられている。(なお、この研究成果の一部は国際学術誌International Journal of Sustainability in Higher Educationの特集号[Vol.11, Issue.2] として発表されている。)
シンポジウムの構成は以下の通りであり、日本・フィリピン・インドにおける大学レベルのESDの展開と課題についての発表に続いて、発表者と参加者の間で活発な議論・意見交換が行われた。
Opening address: Osamu Abe (ESDRC, Rikkyo Univ.)
Presentations
Sustainability and Higher Education in Japan: Ko Nomura (Nagoya Univ.) and Osamu Abe
Sustainability in Higher Education in the Philippines: Angelina Galang (Miriam College)
Sustainability in Higher Education in India: Kiran Chhokar (Centre for Environmental
Education)
Discussion
Closing remarks: Osamu Abe
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