次世代CSRにおけるサステナビリティ教育指針:
持続可能な社会の実現をめざす企業と企業人のための
ESD(持続可能な開発の教育のための教育)ガイドライン
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*外国語版の作成にあたりまして、次の方々に多大なるご協力を頂きました。
謹んで御礼申し上げます。
《英語版》Scott Lehman 氏(監訳)
《中国語版》李妍炎氏・朱惠文氏(監訳)
《韓国語版》石恩京氏(翻訳)・金二城氏(監訳)
*今後の参考にさせていただきたく、ガイドラインをダウンロードされた際には、
こちらのダウンロードフォームにてご感想等をお聞かせいただければ幸いです。(随意)
また、ご意見やご感想をお待ちしております。
〈指針〉
持続可能な社会の実現をめざす私たちは、以下の指針に基づき、それぞれの立場と現場から、
持続可能な社会づくりのために、サステナビリティに敏感な人材を育成することに取り組みます。
1. 危機を「チャンス」に、積極的に取り組む ⇒アクション
持続可能な社会づくりの課題に対し、敏感な対応ができないと、ビジネスにとって「リスク」になりま
すが、逆に積極的な取り組みができると「チャンス」(機会)として活かすことができます。私たちの
暮らしや企業活動が世界の課題と関係していることをしっかりと見透し、人も社会も世界も持続でき
るビジネスを創出することができる企業人が生まれる環境づくりに取り組みます。
2. 世代間の公正〈未来・将来世代〉 ⇒3つの公正①
将来の世代が、私たちと同等の環境を享受する権利があることを深く認識し、私たちの事業や暮らし が未来に与える影響を常に考え、行動に活かします。
3. 世代内の公正〈ひと・世界中の人々〉 ⇒3つの公正②
私たちの事業や暮らしが、途上国をはじめ国内外の社会・経済的弱者とも関係していることを認識
し、できるだけ負担を強いないよう考え、実践に努めます。
4. 種間の公正〈自然・生態系〉 ⇒3つの公正③
人間と自然、ヒトとヒト以外の生物との関係を根本的に問い直し、人や社会の基盤である生態系から の発想を心がけます。
5. 対話と協働 ⇒3つのアプローチ①
簡単な答えのない持続可能な社会の実現にむけて、多様な価値観を尊重し、これまでの常識にと
らわれない新たな価値を創造するために、幅広い分野の関係者との「対話」を積み重ね、違いを活か して「協働」していきます。
6. 参加体験型の学び ⇒3つのアプローチ②
自然や社会と私たちをつなげる「感性」や「直観」を育み、自分ごととして当事者意識や主体性を
培うために、知識伝達型の教育だけでなく、ESDの実践の中で重視されてきた「参加体験型の学び」
の手法を活用します。
7. 文化と智恵の再評価 ⇒3つのアプローチ③
各国各地域で忘れられかけている文化や伝統的な自然観などを見直し、そこから学べる知恵を再
評価し、未来に継承発展させます。
【人材育成プログラム:資料と教材ダウンロードコーナー】
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