立教大学 ESD研究センター
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太平洋チーム
<研究>
地域のESDの現状と課題に関する研究・・・太平洋地域においては、各地域における環境、なかんずく海洋環境との共存・保全への取組が大きな課題です。そのためには、そこに生きる人々だけではなく、地球温暖化、海洋汚染などの地球規模の変容を通じて様々な影響をもたらす先進国やアジア諸国の人々が協働してESD活動を行っていくことが不可欠です。立教大学ESD研究センターでは、こうした国際的視点を持ちながら、南太平洋諸国および国際機関、NGO、諸外国の研究機関等と協力して、この地域における環境・開発的課題の調査活動を行い、ESDの現状と課題について研究します。

ESDに関する国際協力活動に関する研究・・・上記のような先進国との関係に加えて、島嶼国によって構成されるというこの地域の地理的特性からも、国際協力・ネットワーキングは南太平洋諸国において極めて重要です。立教大学ESD研究センターでは、国際協力機関を含む様々な主体と協力して、この分野における国際協力活動についても研究していきます。
<実践へのフィードバック>
ESD指導者養成プログラムの開発・・・研究活動で得られた知見を下に、現地でワークショップを開催するなどして、幅広く現地の意見を取り入れ、さまざまな主体と協力しながら、太平洋地域に即したESD指導者養成プログラムの開発を行うとともに、可能であれば実施にも携わります。

ESD推進戦略の提案・・・研究活動で得られた知見を基に、南太平洋諸国および国際機関などと連携して、地域ESD推進戦略の提案を行います。

援助機関の連携支援・・・幅広い地域を占めるアジア太平洋諸国では、多くの援助機関が環境や開発分野の支援を行っています。その一方で、各機関の内外で効果的な連携が取れているとは言い難い状況にあります。国際的な協力が重要な同地域のESDへの取り組みを推進していくためには、こうした状況を改善する必要があります。立教大学ESD研究センターでは、研究活動等を通して培ったネットワークを活用して、この課題にとりくんでいきます。
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