学内の取り組み

 2008年度前期に「理数教育企画2」、後期に「理数教育企画1」という科目を開講します。これら「理数教育企画1・2」という科目は2006年度の後期に始まった、理学部の中でも新しい科目です。  この科目の目標は、教育という社会活動へ参画することにより、学生たちの主体的な活動を促し、課題発見力、企画・実行力の要請を目指します。また、全学的な支援を受け、よりよい主体的なプログラムの開発・運営をめざします。
 2005年度はパイロットスタディという形で、この理数教育企画を行いました。

理数教育企画の例

2008年度前期「理数教育企画2」
「実験で円周率を求めよう」(理学部数学科3年)
「たねのふしぎ」(理学部化学科4年・化学科2年・生命理学科1年)
「浮沈子」(理学部物理学科2年・物理学科1年)

2007年度後期「理数教育企画1」
「ミニ熱気球を作ろう」(理学部物理学科3年・他4名)
「火力発電所を作ろう」(理学部物理学科2年・他5名)
「月はどうして変化する」(理学部物理学科1年・化学科1年)
「たねのふしぎ」(理学部生命理学科1年・物理学科1年・化学科1年)

2007年度前期「理数教育企画2」
「手作業で考える幾何学〜学校を測ろう〜」(理学部数学科2年・数学科1年)
「光の不思議」(理学部物理学科4年・他7名)
「天体望遠鏡を作ろう」(理学部物理学科4年・他4名)
「めっきを作ろう!」(理学部化学科2年・他4名)
「ビーカーに雪を降らせよう」(理学部化学科3年・他2名)
「生物発光とは何か」(理学部生命理学科3年・他2名)

2006年度後期「理数教育企画1」
「手作業で考える幾何学」(理学部数学科2年・他)
「正方形で発見」(理学部数学科2年・他2名)
「光の不思議」(理学部物理学科4年・他2名)
「自作の天体望遠鏡で月を観察する」(理学部物理学科4年・他2名)
「錬金術では金を作れる?- 生活に関わる化学 -」 (理学部化学科1年・生命理学科1年)
「ビーカーの中に雪を降らせよう」 (理学部化学科2年・2名)
「海の生態系について学ぶ」 (理学部生命理学科1年・2名)
「生き物のつながり」 (理学部生命理学科1年・3名)

2005年度後期、パイロットスタディで、理学部学生が企画した理数教育企画
「ダイナモで遊ぼう」(理学部物理学科3年・女子)
「実験で円周率を求めてみよう」(理学部物理学科3年・男子)
「いろいろな角度から数式をみよう」(理学部数学科2年・男子)
「進化と生き物の設計図DNA」(理学部生命理学科3年・女子)
「夏の星座の学習」(スタッフが見本として企画)

学校現場へ

CBLSでは、生徒がサイエンスの楽しさを実感し、自ら考える力を身につける企画、先生方のニーズに応える教材を開発・提供していきます。そのために、積極的に学校訪問・授業見学を行い、現場の先生方や生徒たちに実際に触れます。また、先生方の理数分野への知的好奇心に応えます。

豊島区との理数教育連携

豊島区と理数教育連携を組むことにより、より実行的で、継続的な体制をめざしています。また、本プログラムは、豊島区の「まち全体がキャンパス」構想を促進します。

理数教育企画