立教大学理学部現代GP 第2回ワークショップ
(この研究会は終了しました)

 立教大学では、平成17年度文部科学省「現代的教育ニーズ取り組み支援プログラム(現代GP)」として、「理数教育連携を通じたCBLSプログラム~豊島区との理数教育連携による専門教育プログラム~」に採用され、現在活動を進めています。CBLSとは、Community-Based Learning in Science Educationの略で、「地域に根ざした科学教育」を意味しています。本学理学部の学生が理学部教員の指導の下、豊島区内の小中学校と協力して、児童・生徒を対象に「科学の楽しさ」がわかる「理数教育企画」をCBLSとして実行しています。理学部専門教育カリキュラムとして行う「理数教育企画」を通じて、本学学生の教育活動への参加及び企画能力を養い、児童・生徒たちにさまざまな学習機会を提供し、理数科目への関心を高めることを目指しております。
 また、立教大学と豊島区は教育連携推進協議会「としま教育文化工房21」を設置し、その覚え書きを一昨年12月22日に調印いたしました。本プログラムは、この教育連携活動の一環となっています。
 今年度はその2年目を迎え、これまで、授業見学、科学実験教室、科学クラブ訪問、理数教育企画の実施を行ってきました。そこで、今回、基調講演に山梨大学教育人間科学部の松森靖夫氏を迎え、今年度の活動状況を報告するワークショップを設けました。ワークショップでは、理学部学生が考案した理数教育企画も紹介します。学内外の方に、「大学生の理数教育活動」「理数教育の地域連携」について、議論を深める機会となれば幸いです。
 ご関心のある方はふるってご参加下さい。

  • このワークショップは、平成17年度文部科学省「現代的教育ニーズ取り組み支援プログラム(現代GP)」として、「理数教育連携を通じたCBLSプログラム- 豊島区との理数教育連携による専門教育プログラム - 」の活動の一環として開催されます。
  • CBLS…Community-Based Learning in Science Educationの略で「地域に根ざした科学教育」を意味しています。
■日時  2007年3月1日(木) 15:00から17:30
■場所  立教大学太刀川記念館
     (立教大学池袋キャンパス周辺地図,  立教大学池袋キャンパスマップ)
■テーマ 「大学生は理数教育に貢献できるか?
      立教大学理学部CBLSプログラム2年目を迎えて~」
■プログラム
      15:00-15:05 挨拶   立教大学理学部長 檜枝光太郎 
      15:05-16:05 基調講演「なぜ、子どもは理科嫌いになるのか?」
                  
                      <休憩>
      16:15-16:30 経過報告 立教大学理学部・教授 北本俊二
      16:30-16:45 理数教育企画事例発表 CBLS参加学生
      16:45-17:10 ポスターセッション
      17:10-17:30 討議・まとめ
■対象  本学学生・教職員、学校教員、一般
■参加費 無料

【講師紹介】 松森靖夫氏(山梨大学教育人間科学部・助教授)
 専門は理科教育学。子どもなりの考え方を「間違っている」と切り捨てるのではなく、科学的な考え方に結びつけるのが大事だと考えている。
 著書に「論破できるか子どもの珍説・奇説」(講談社ブルーバックス)、「理科好きの子どもをはぐくむ20の条件」(東洋館出版社)など。毎日小学生新聞「松森先生のわくわく理科シート」連載中。

ワークショップのポスター(PDF形式)

問い合わせ先
〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1
立教大学理学部CBLS推進室 矢治健太郎
E-mail:cbls(atmark)grp.rikkyo.ne.jp ※(atmark)を@に置き換えてください。
TEL/FAX 03-3985-2591

「理数教育連携を通じたCBLSプログラム」について
「豊島区・立教大学の教育連携について」