Diary

グラナダからこんにちは


たきかわ at グラナダ (May 2005)の滞在記です。
IVR(法哲学・社会哲学国際学会連合)世界大会の参加記録みたいなものです。
知的な内容をお求めの方は、お願いですから、他のサイトを当たってください(笑)

★目次★



★「こんにちは」シリーズ

☆ビジネスの旅

8時起床。眠い。眠気にも負けず、バスに乗って関空へ。
今回の旅は、一応ご招待ということで、航空券もホテルもIVRが手配してくれた。
というわけで、今回は、大阪―パリ―マラガという経路をAir Franceでいく。
「エール・フランス」。なんていい響きだろう。
そういえば、前回ヨーロッパにいったときは、「アエロ・フロート」(笑)だった。

チェックインと出向審査を済ませ、いざ飛行機に乗り込もうとすると、
自動改札機みたいな機械からエラー音。
「えっ、なんで」と思ったら、カウンターの人がチケット見て言う。
「お客様、大変申し訳ありませんが、エコノミーは満席になっております」

「えっ、まじで。それって、オーバーブッキングで乗れないってこと?!
 それめっちゃ困るんだけど…」とおもってたら、

「というわけですので、申し訳ありませんが、ビジネスクラスのお席にお乗りいただけませんか」

まぁ、そこまでいうならしかたがない。
相手の気が変わらないうちに、間髪入れず、言う。
「そういことなら、了解しました。」

初っぱなから、こんなラッキーに恵まれ、生まれて初めてのビジネスの旅。

なんて快適なんだろう。
座席はすっごくゆとりがあるし、
リクライニングなんて、これでもかというほど後ろに倒れるし、
なにがなんだかわらかないボタンや備品がいっぱいついていて、 マッサージ機能なんかもある。

とりあえず隣の人の見よう見まねで、
ビジネスクラスにふさわしいような振る舞いをしようとつとめる。

そのうち、紙製じゃない布のおしぼりと、素敵なシャンパンが運ばれてきた。
贅沢っていうのは、こういうことなんだろう。

そして、待ちに待った食事の時間。
ビジネスでは、オードブル・メイン・シャーベット・デザートが
それぞれ別々に出てくる。
しかも、使い捨てのトレーじゃなくって、ちゃんとしたお皿に盛られて出てくる。
機内食

お味も、予想通り、とっても上品でございます。
しかも、ワインは料理に合わせてソムリエが選んだという逸品。
至れり尽くせりとは、このことか。

そんな感じで、料理を2回、軽食を1回楽しんだ。
ビジネスという名の至福の時間を、寝たり、音楽聴いたり、本読んだりして過ごした。

目的地のパリが近づいてきた頃。
突然、乗務員二人が近づいてきた。

なんだろう、とおもっていたら、
道中、ビデオシステムが故障して大変ご迷惑お掛けしましたとのこと。
たしかに、故障らしくて何も映らなかったんだけど、
個人的には、機内で映画を見る気がなかったんで、全然困ることはなかった。

というわけで、「いえいえ、全然大丈夫です」といったのだが、
ご迷惑をお掛けしたお詫びの印として、なんでもクーポン券をくれるとのこと。
そのクーポン券は、次にエール・フランスのチケット買うときには、60ユーロ、
現金として引き替えるときには、30ユーロの価値があるという。

こんな私のような、えせビジネス客にもそんなことをしてくれるなんてと感激しつつ、
ありがたくクーポン券をいただく。

そんなこんなで、あっという間の12時間。
パリ、シャルル・ドゴール空港に無事に到着。
ビジネスの旅の余韻に浸りつつ、飛行機を降りる。
もちろん、早速30ユーロに換金したのはいうまでもない。

こうして、旅は、最高のスタートを切ることになった。


☆グラナダ到着

パリで飛行機を乗り継いで、スペインのマラガに向かう。
今度は、普通にエコノミー。それにしてもエコノミーって、座席狭すぎだよな。
しかも、悪いことに離陸が約1時間遅れてしまう。

だが、機内で早くも「スペイン」を見た。
乗っていた大半がスペイン人だったんだけど、
飛行機の遅れもものともせず、
あちこちで席替えしまくり
立ち上がって喋りまくり
そこかしこで拍手起こりまくり

昔、スペインで長距離電車に乗ったときと同じテンションの光景が再現された。

結局、予定を1時間遅れの午後11時15分(日本時間午前6時15分)に、マラガ到着。
スーツケースを受け取って、到着ロビーへいくと、
私の名前を書いたプラカードを持った旅行会社の人とタクシーの運転手がお出迎え。

こんなのはじめて。
思わずおねだりして、写真を撮らせてもらいました。
お出迎え

マラガからグラナダまでは、高速を飛ばしに飛ばして1時間15分。
結局、12時30分過ぎにホテルに到着。
旅行会社の人と運転手さんに「ありがとう、おつかれさま」といって別れる。

ホテルは結構豪華なんだけど、楽しんでる余裕はなく、
ホテルの部屋に入ってバタンキューと行きかけたら、
テーブルの上に、なにやら怪しげなカバンが。

中を見ると、報告集やらプログラムやら記念品やらが入っている。
よく見ると、自分の論文がスペイン語訳付きで立派なになっている!
報告集

これって、思っていたよりだいぶビッグな学会なんじゃない?!
ちょっとやばいんちゃうの?!

そんな緊張感を抱きながら、シャワーを浴びて眠りにつく午前2時(日本時間午前9時)。


☆アルバイシン

9時頃起床。
もっと眠ってしまうかと思ったけど、意外と早く目が覚めた。
早速着替えて、食べ物と両替を探しに街へ出る。

グラナダは、人口約30万人の小さな街だ。
ホテルから街の中心部へは、歩いて20分くらい。
ガイドブックをもってこなかったので、
頼りになるのはホテルでもらった地図だけ。

なんやかんやで、両替して、ご飯食べて、まだ時間があったので、
ちょっと街をぶらぶらすることに。

といっても事前に情報を仕入れてこなかったので、
アルハンブラ以外にどんな観光名所があるのかわからない。

で、チョット歩いたら、なんかそれっぽい建物が。
とりあえず入場料を払って入ってみる。
後で知ったところによると、グラナダ大聖堂(Catedral)だった。

そのあと、アルバイシン(Albaicin)へ。
そこは、アラブ色の残る迷路のような街。
白い外壁、急な坂道、狭い抜け道、うねる道路。
アルバイシン

まともな地図がなかったせいもあって、
あーでもない、こーでもないと、
結局2時間ほどうろうろしてしまった。
自分以外にも、地図を片手に迷っている子ネズミたちをたくさん見かけた。

アルバイシンは、聞けば、あんまり治安のいいところではなく、
私の滞在中にも、人が刺されたというニュースを聞いた。

結局、強い日差しを浴びたおかげで、時差ボケも解消。
心地よい疲れと共に、歩いてホテルに戻った。


☆歓迎パーティー

午後8時半。Cocktail-reception の時間だ。
実は日本にいたときに、招待状が郵送で届けられた。
いったい、どんな場なんだろう。とりあえずスーツを着ていく。

会場は、ホテルのプールサイド。
グラナダのホテルでプールがあるのは、このホテルだけらしい。
その一角で、歓迎会が開かれるのだ。

参加者は、IVR理事、講演者、そして主催者。
ということで、招待客の中でほぼ最年少として参加することになった。
つまり、周りはみんな「お偉いさん」ということだ。

スペインの人々の歓待ぶりはすごい。
こちらがハポンから来た新人ということで、いろいろ気を遣ってくれる。
とりあえず、主催者のグラナダ大学の教授たちとわちゃわちゃ話す。

すると、ある教授の娘さんがやってきて、ハーバーマスを紹介してあげるという。
知らない人のために説明すると、ハーバーマスっていうのは、学者業界のスピルバーグみたいな人だ。
たぶん今生きている知識人の中で、一番の著名人だと思う。

で、そのハーバーマスと、これも有名なドイツのR・アレクシーが、
ドイツ語で語らっているところへ割り込んで自己紹介してきた。

ハーバーマスは英語を話すのだけれど、とても聞き取りにくい。
その聞き取りにくさは、たとえそれが日本語であったとしてもわからないような聞き取りにくさだ。

とりあえず、「IVR若手研究者賞を取った瀧川です。
おふたりのような業界のスターにお目にかかれて光栄です。」と自己紹介してみた。

すると驚いたことに、アレクシーは私の論文の正確なタイトルを覚えていて、
それをハーバーマスに説明していた。
こういうところが、研究者業界の好きなところだ。
知的成果は、国籍や年齢を超えていく。

で、むこうは、私をグローバル化と国民国家の専門家と勘違いして、
いろいろ話しかけてきてくれたので、あれこれ返答しておく。

でも、やっぱりハーバーマスは大の人気者。
すぐに、他の人が話に割り込んできて、ハーバーマスとのご対面は終了。
彼の年齢を考えると、もう会うことはないかもしれないな…
スペインのある教授は、アレクシーにサインをもらっていたことだし、
ハーバーマスに握手だけでもしておいてもらうべきだったろうか。


☆大会初日

目覚めた。風邪をひいていた…

それにはわけがある。グラナダの気温日較差が大きいせいだ。
昼間は、ひなたで35度くらいになる一方で、夜は10度くらいまで冷え込む。
これは空気が乾燥しているせいで、気温の年較差もとても大きいらしい。

で、昼間の余韻を引きずりながら、パジャマを着ずに寝たら、
(「じゃあ、なにを着て寝てたんだ?!」とかいうツッコミはやめてください)
明け方、寒さで目が覚め、そのまま風邪モードに突入。

ということで、大会初日。
最初にIVR理事長のペチェニックさん(スウェーデン)の挨拶があった。
なんでも、今回は世界中から約960人が集まるという。
グラナダはヨーロッパでも観光地だから、そのせいもあるだろうけど、
とにかくすごい数だ。

で、そのあと、ハーバーマスの講演。
今回の目玉の一つなので、参加者はかなり多い。
ハーバーマス

その後も、メインの講演や、ワークショップなどをはしごする。
ミーハー精神を遺憾なく発揮して、
とりあえず、見てみたかった人の所へいく。
といっても、ワークショップでの報告自体、数百とあるので、探すのも一苦労。
時間もバッティングしてたりするし。

知的刺激の中で、一日が終わった。


☆昼アルハンブラ、夜フィエスタ(26 de mayo)

午前中(9am〜1:30pm)は、みっちりと主講演がありつつ、
午後は、全員でアルハンブラ観光。
バス数十台で、アルハンブラ宮殿へと乗り込む。

3:30pm着。暑い。日差しがとても重い。
昔スペインに来たときも思ったが、ヨーロッパの他の地方とスペインでは、
太陽の在り方が基本的に違う。

30人くらいのグループに分かれて、ガイドさんにつれられていく。
アルハンブラ自体、来るのは2度目だ。
以前のかすかな記憶をたどりながら、宮殿内を見て回る。
アルハンブラ

フィンランドからきた「まる子」(本当は「マルコ」♂)と仲良くなって、
あれこれ話をしながら、歩いていく。
結局かれこれ2時間以上、炎天下の中を歩き通した。

ホテルに戻ってきたら、日差しの暑さと風邪の熱とで、ぼーっとなっていた。
と見ると、部屋の中に伝言メッセージが。

「ヒロ、私のこと覚えてる? ウェルカム・パーティーで会ったんだけど。
 みんなで9時からCity Fiestaにいくから、もしよかったら一緒に来ない?
電話番号は、×××−○○○。それじゃあまたね。 アナ」

もちろん、すぐに電話。
なんかよくわからんけど、年一回のFiesta(お祭り)をやってるので、
みんなでいくのだという。
待ち合わせ場所がわからないので、迎えにきてもらうことに。

ここで、なんかおかしい、と思う人もいるかもしれない。
そう、Fiestaに行くのは、午後9時からなのだ。
スペインの時間は、有名なシエスタのせいで、普通の時間とは異なっている。

例えば、スーパーなんかでも、開店時間が、
9:00-14:00, 17:00-20:00 だったりする。
「昼休みが3時間て!」というツッコミはここでは通用しないのだ。

で、アナは8:30pmにホテルまで迎えに来てくれた。
しかも、スペインのお菓子詰め合わせまでくれる歓待ぶり。

歩いて、街の中心部の広場まで行く。
彼女自身は公務員で、地方の経済発展事業に携わっているらしい。

で、その広場にあるオープン・カフェで、他の参加者たちとビールを飲む。
なんか、ほとんどの人がスペイン語を喋っているのだが、気にせずに飲む。
カフェ

10pm過ぎごろ、そのカフェを去って、みんなが動き出した。
もうそろそろお開きだよな〜、と思ってついて行ったら、
みんなおもむろにバスに乗り込む。

20分ほどバスに揺られていくと、
そこには別世界が広がっていた…(続く)


☆フィエスタでの舞(26 de mayo)

バスを降りると、金色の巨大な門が。 金色の門

門をくぐると、そこには異次元ゾーンが広がっていた。 フィエスタ

どうやら、年に一度のお祭りに遭遇したらしい。
スペイン中から人が集まってきて、
一週間にわたって、24時間ぶっ通しで、歌ったり飲んだり踊ったりするらしい。

そんなわけで、まずはコンサート会場みたいな所に行って盛り上がる。
観客はみんな、歌に合わせて、踊ったり合いの手入れたり。

そのあと、ちょっと落ち着こうかということで、別の会場へ。
そこはどうやら、ダンスがメインの所っぽい。
老若男女が、あちこちで踊っている。
ほんとびっくりしたのが、結構年配の人たちがとっても楽しそうに踊っていることだ。
しかも、みんなとっても上手。

で、もちろんステップもよくわからないが、とにかく踊っとけということで、
レディーたちにリードされつつ踊る。
全員スペイン人の中で、ハポンからやってきた男が踊る。
周囲の視線が熱かったが、とりあえず踊る。

かっこよかったのが、マヌエル(♂)。
マヌエルは、アナの職場の同僚なんだけど、踊りがめちゃくちゃうまい。
指先まで神経の通った踊りで女性をリードするパパイヤ鈴木みたいな感じ。

そんな感じで、あっというまに時間は経っていき午前2時。
「今日は俺たちは徹夜するけど、ヒロもそうするよな」とか誘われたけど、
「まだ報告も終わってないないんで、ごめんな」といって、
もう一人の基調講演者ウマ・ナラーヤンさんと一緒にホテルに帰る。
不思議な絆がナラーヤン(アメリカ在住のばりばりのフェミニスト)と生まれてしまった。


☆高熱(27 de mayo)

結局昨晩寝たのは、午前4時頃だったのだが、
午前8時過ぎに目が覚める。
やばい! 体調が悪い! かなりの悪寒が!
風邪気味+アルハンブラでの日射病+フィエスタでのカルチャー・ショック=高熱
の方程式が完成してしまったようだ。

とりあえず、学会の会場にいって、顔見知りの主催者の人に事情を話す。
と、薬を買うのに、一緒に薬屋さんまで行ってくれるという。
おかげで、無事に解熱薬を買うことに成功した。
こういうホスピタリティーが、とにかく今回の学会ではすごくて、
是非まねしたいと強く思わされた。

薬を飲み飲みしながら、その日はおとなしく暮らす。
でも、お昼を一人で食べに行って、たまたま隣になった人が、
ポーランドの最高裁判事さんだったとか、面白いこともあった。
次回のIVRはポーランド開催なので、ぜひ会いに行かなくては。


☆フラメンコ(28 de mayo)

土曜日、午後10時。
そう、フラメンコ鑑賞は、午後10時から行われた。
ほんとスペイン時間は、奥が深い。

またもやバス10数台を連ねて、フラメンコ会場へ。
バスを降りてから延々歩いて、
しかも最初ついた会場では「今日の公演はなくなりました」とか言われて、
それでも、最終的にはフラメンコを見ることに成功したんだけれど、
個人的にもっとすごかったのは、生オンブズマンを見たことだった。

さっきも書いたように、バスを降りてから会場までだらだらと歩いていったんだけど、
たまたま横を歩いていた人が、フィンランドの議院オンブズマンだった。
オンブズマンなんて、行政法の教科書でしか見たことがなかったので、
ペガサスみたいな想像上の生き物だと思っていたんだけど、
ちゃんと実在しました。
で、いろいろ興味深い話を聞けた。
こういうのって、ほんと世界が広がる感じで、とってもいい。


☆そして、いざ本番当日(29 de mayo)

昨晩もフラメンコで夜更かしだったんだけど、朝ちゃんと目が覚める。
本番当日の午前中は、さすがに緊張した。
最終日ともなると、大半の報告者はもう報告を済ませていて、生き生きとしてる。
それなのに、自分だけは高熱だしつつ解放されずにいた。

でも、お昼ご飯を、カナダから来たベイカーさんご夫妻と、ナラーヤンさんと食べていたら、
いつのまにか緊張感もなくなってきた。
話題は、「過去への償い」。どこの社会でも、重い課題としてこの問題は存在している。

で、いよいよ本番。
開始時間は午後6:00なので、午後5:30に会議場へ。
そしたら、O先生(from Japan)がいらしたので、前撮り写真を撮っていただく。
前撮り

午後6:00過ぎ。まずは授賞式ということで、
IVR会長のペチェニック教授(Sweden)から、賞状金一封を頂く。
授賞式
賞状

講演は40分。
大阪に住んでから「人を笑わせてなんぼ」の哲学が染みついてしまったため、
用意していった持ちネタをスペイン語で披露して、最初に笑いと拍手をいただく。

その後は、特に緊張もせず、用意していった原稿を身振り手振り付きで読み上げる。
そのあと、約15分の質疑応答。
用意してあった20問の想定問答集がとっても役に立ちました。

午後7:00過ぎ、終了。
解放された喜びと、達成感とで、うっきうき♪
これならまた国際学会で報告したいと思わさせれた。
アジア初受賞だというプレッシャーもあったけれど、
自分なりにベストは尽くすことができたと思う。

驚いたことに、アナとマヌエルまで駆けつけてくれていた。
なんていい人たちなんだろう。
他の非ヨーロッパ圏の人も、自分のことにように受賞を喜んでくれた。
これからも、がんばっていかなあかんな〜」と強く思わされた。


☆さよなら晩餐会(29-30 de mayo)

さよなら晩餐会は、午後10時から。
相変わらずのスペイン時間だ。
さよなら晩餐会は、グラナダ郊外の、普段は結婚式場として使われるような大会場で催された。

とりあえず、今回お世話になった人たちにありがとうをいう。
ほんとうにたくさんの人にお世話になった。
正直いって、いろんな人に愛されたと思う。

料理は、本格的なスペイン料理のフルコース。
スペインに来て初めて、スペイン料理を味わう。
こんなうまいものがあったのか、という発見に次ぐ発見。
今回はスペインを楽しむ余裕がなかったので、また次回かな。

N先生(from Japan)と、「国際学会サイコー! 絶対また英語で発表するぞ!」と誓い合う。
ほんとに収穫の多い、あっという間の1週間だった。

で、ホテルに着いたのが、午前2時前。
翌朝は、午前4:30分に起床。
あわただしく、午前7:00の飛行機で、思い出のグラナダを後にした…


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