活動紹介
2022年度
災害時の翻訳 動画教材の日本語化
2022年11月~2023年2月
INTERACTによる動画教材の日本語字幕制作プロジェクト
INTERACT (International Network on Crisis Translation)の動画教材「Translation 101」の日本語字幕を制作しました。「Translation 101」は災害時に活動する「市民翻訳者」を対象に、翻訳の基本を解説した動画です。
3.11東日本大震災の教訓から始まったINTERACTプロジェクトですが、日本では同様の取組みがないため、メンバーがINTERACTの日本語化の許可を得て、企画・翻訳を行いました。
翻訳工程では、個別で作成するだけではなくメンバー間で議論しながら翻訳をしました。また、情報を共有するために、工程表・用語集・クエリシートを作成し、ピアレビューも実施しました。
このようなメンバー間の密なやりとりが翻訳の品質向上に繋がりました。
(字幕作成時の作業画面。作成にはYouTubeの字幕作成機能を使用)
動画はこちらからご覧ください(「Translation 101」シリーズ計12本)
https://youtube.com/playlist?list=PLg2pAk9z_gypTwz-peEseoui7b7Z0E4jP
【翻訳担当】
平岡裕資(異文化コミュニケーション研究科後期課程1年)
溝脇孝哲(異文化コミュニケーション研究科後期課程1年)
李辰仁(異文化コミュニケーション学部4年)
根本怜奈(異文化コミュニケーション学部3年)
【プロジェクトマネージャー】
平岡裕資(異文化コミュニケーション研究科後期課程1年)
溝脇孝哲(異文化コミュニケーション研究科後期課程1年)
短期留学生むけ講義・フィールドトリップの通訳
2023年1月実施
講義:立教大学池袋キャンパス、
フィールドトリップ:NHK放送博物館、石神井公園
およそ3年ぶりに実施された、短期留学生むけプロジェクトの通訳を担当しました。教室での日本文化講義と、その講義内容を深めるためのフィールドトリップを、学部生・院生含め5名で分担して通訳しました。
今回のテーマはそれぞれ「日本における放送の発展とその文化」、「武士・侍の実像とイメージ」と難しい内容であったため、特に事前に練習を重ねること、事前に準備することの大切さを感じました。反省や悔いは残りますがこれらも含めて、今回の通訳経験はメンバー全員にとって価値のある貴重な経験となりました。
通訳:橋本簡美、筒井陶子、根本怜奈、久保舞菜美、李辰仁
「翻訳通訳を学ぶ留学生にインタビュー」動画自主制作、字幕翻訳
2022年5月~11月
留学生インタビュー(英語、韓国語)の撮影
日本語字幕
大学院で翻訳通訳領域を学ぶ学生へのインタビュー動画を英語・韓国語で撮影し、日本語字幕を作成しました。この分野に興味がある日本語話者に向けて、実際に学んでいる人の体験を共有したいという思いからこのプロジェクトをたちあげました。字幕やテロップのタイミングや読みやすさにも工夫して、字幕翻訳を完成させました。
英語
インタビューイ・文字起こし:イワモトエリコ
インタビュアー:チョードリー・アグニシュワル
翻訳:小川希沙
チェッカー:イワモトエリコ
ネイティブチェック:根本怜奈、福田りか
韓国語
インタビューイ・文字起こし:キム・チャンファン
インタビュアー:キム・スア
翻訳:キム・スア
チェッカー:キム・チャンファン
ネイティブチェック:根本怜奈、福田りか