2006年度の活動

板橋区立教育科学館「春だ!わくわくサイエンス」に参加しました

 板橋区立教育科学館の科学イベント「春だ!わくわくサイエンス」に「理数教育企画1」履修学生3名が参加しました。3月26日(月)から28日(水)、「海ほたる発光実験」というテーマで出展し、来場者に、海ほたるを顕微鏡で観察してもらったり、海ほたるの発光実験を体験してもらいました。3日間で、約200人の大人や子どもたちが参加してくれました。
当日の様子は、こちらです。

説明 発光実験中

第2回理学部現代GPワークショップ終了しました

 2007年3月1日(木)、立教大学池袋キャンパス・太刀川記念館多目的ホールにて、立教大学理学部現代GP・第2回ワークショップを行いました。平成17年度より、文部科学省「現代的教育ニーズ取り組み支援プログラム(現代GP)」に採択され、「理数教育連携を通じたCBLSプログラム 豊島区との理数教育連携プログラム」をすすめています。今年度はその2年目を迎え、その総括と報告の場として、今回、この現代GP第2回ワークショップを実施いたしました。
 このワークショップでは、「理数教育企画1」を履修した学生の教育企画を口頭発表及びポスター発表しました。詳しい内容はこちらをご覧下さい。

松森先生基調講演  ビーカーに雪を降らせよう
(左)基調講演を行う松森靖夫氏      (右)「ビーカーの中に雪を降らせよう」の演示実験

講義「理数教育企画1」終了しました

 後期の毎週月曜日6限に、「理数教育企画1」を開講しました。「理数教育企画1」では、小中学校での理数教育現場の課題を把握し、実効性のある理数教育のプログラムを開発することが目的です。約20名の学生が履修しました。履修者の学科も学年も様々なのが特徴です。豊島区の小学校の先生にゲストスピーカーとして登場することもあり、今年度は3人のゲストスピーカーに講義をしていただきました。グループディスカッションも頻繁に行い、最終的にグループごとで考案した教育プログラムを提出しました。
 「理数教育企画1」の詳しい内容についてはシラバスをご覧下さい。

 第13回目(1月15日)の講義で、最終課題の発表会が行われました。今回8組のグループが、自身で考案した理数教育企画を発表しました。どれも力作ぞろいでした。提出された最終課題のタイトルを以下の通りです。

 「手作業で考える幾何学」
 「正方形で発見」
 「光の不思議」
 「自作の天体望遠鏡で月を観察する」
 「錬金術では金を作れる?ー生活に関わる化学ー」
 「ビーカーの中に雪を降らせよう」
 「海の生態系について学ぶ」
 「生き物のつながり」


第11回目(12月12日)の講義風景。生命理学科4年の長岡さんに「昨年の理数教育企画の流れ」というタイトルで、自身の理数教育企画の体験を語ってもらいました。


第1回目(9月25日)の講義風景

「21世紀型科学教育の創造」ワークショップでポスター発表

12月10日(日)・11日(月)に、国立科学博物館で「21世紀型科学教育の創造」ワークショップが行われ、プログラム・コーディネータの矢治と村山が参加しました。ワークショップでは、矢治が「理数教育連携を通じたCBLSプログラム 立教大学理学部現代GPの挑戦この1年」(左下の写真)、村山が「立教大学理学部CBLSプログラム2006年度の活動(生物編)」(右下の写真)でポスター発表を行い、立教大学理学部のCBLS活動を紹介しました。

 

小学校の理科の授業見学

 11月8日(水)、豊島区立要小学校で行われた研究授業に参加しました。内容は小学校3年の「明かりをつけよう」という単元で、乾電池と豆電球を使った電気回路を扱ったものでした。理学部の学生3名が参加し、授業や児童の雰囲気を実際に体感しました。

サイエンスパートナーシッププロジェクト

 10月10日・11日、豊島区立南池袋小学校で、サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト「身近な学校環境を探る~生き物と太陽をテーマに~」を行いました。これは、学校環境の土壌生物の観察を行い、土の中の生き物の多様性や生態系の役割を学習することを目的としています。講師は生命理学科の上田恵介教授に務めていただきました。土壌生物は、採集した土壌をふるいやツルグレン装置にかけて採集し、実体顕微鏡で観察を行い、その名前を調べたりしました。児童たちは、予想外の土壌生物の小さな世界に感動していました。次回は2月7日に「太陽」をテーマに行う予定です。

科学クラブ訪問

 9月から、豊島区の小学校の科学クラブに訪問して、科学実験の実演を行っています。これまで、池袋第一小学校、朝日小学校、文成小学校、高松小学校、要小学校、朋有小学校に訪問しました。実験内容は、おもしろサイエンスでも行った「DNAを見てみよう」と「ホームスター(家庭用プラネタリウム)の投影」です。今後も訪問を希望する小学校に行く予定です。

おもしろサイエンス番外編「DNAを見てみよう」

 7月29日(土)に、小学生5,6年・中学生対象の科学実験教室を行い、26名の参加者がありました。実験内容は、ブロッコリ、鶏のささみなどから、DNAを抽出するものです。当日の様子は、こちらです。当日は、立教大学の理学部の学生が、講師や実験指導を務めました。また、今回の科学実験教室の内容は、昨年度にCBLS活動に参加した生命理学科3年の学生の「DNAと生物の進化」という理数教育企画を実践したものです。

 

理数教育企画シンポジウム

 7月1日(土)に行い、約35名の参加者がありました。後期に開講される「理数教育企画I」に関する詳しい説明と、渡辺政隆氏(文部科学省科学技術政策研究所)による講演会を行いました。当日の詳しい内容は、こちらです。

サンシャイン国際水族館見学

 5月17日(水)、豊島区の小学校理科部会に合流して、サンシャイン国際水族館を見学しました。CBLSに参加する4人の学生が参加しました。この4月から新装オープンしたという、サンゴ礁の展示を水族館スタッフの方に詳しく説明してもらいました。

毎週の会合

 今年度の前期は毎週月曜6限(18:10-19:40)に会合を行い、理数教育企画の打ち合わせを行いました。教科書の内容について議論したり、参加者に教育企画を提案してもらいました。

理数教育企画ガイダンス

 4月17日(月)に4406教室にて行いました。25名の参加者があり、理数教育企画やCBLS活動について、今年度の予定などを説明しました。<当日の案内ポスター>


過去の活動内容


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