家庭生活の指導−家庭で心がけて欲しいこと−
基本的な生活習慣のしつけとして、次のような事について、ご家庭でもよく指導してください。
- 衛生
- 洗面・歯みがき・ツメや耳の手入れ・衣服の清潔・ハンカチやちり紙の携行・外から帰った時のうがいと手洗い。(毎週木曜日にツメの検査とハンカチの記名検査があります。
- 生活
- 気持ちよいあいさつ・正しい姿勢と歩き方・ことばづかい・よい返事
- お祈り
- 学習の習慣
- 食事のマナー
- 戸外や乗り物のマナー
- 公共物への扱い
- 物やへやの整理
- 年齢相応の手伝い
- 早寝早起き。
- 気持ちよいあいさつ・正しい姿勢と歩き方・ことばづかい・よい返事
- 行動
- 自発的に進んでやる態度
- 自分の仕事に責任を持つ態度
- 他人のためにつくす態度
- 物を大切にする態度
- 自分のできる事は自分でするように努力する態度
- 話をしっかりと聞く態度
- すべての事に感謝する態度
- 研究的、創造的態度
- 安全
- いつも交通のきまりを守る。
- 家庭内や登下校中の災害対策について話し合っておく。
- 遊ぶ時間や場所に気をつける。
- 自転車などの点検整備をきちんとしておく。
- 知らない人の誘いにのらない。
- ゲームセンターや遊園地などには子どもだけで行かせない。
- 花火を子どもだけでやらせない。
土曜日と、ハーフ・ターム・ホリデーの扱いについて
立教小学校では、フレキシブル・エデュケーションという方法を1974年度(昭和49年度)から実施しています。
それは、次の三つの目標を主なねらいとしています。
- キリスト教教育の推進
- 自主性のある個性豊かな児童の育成
- 体力の増進
このため、従来の1週間のスケジュールを改め、普通教科の授業を月曜日から金曜日までの間におさめ、土曜日は学年により登校する日を決めています。
また、日曜日には、各自、家の近くのキリスト教会に行き、日曜学校か、おとなの礼拝に出席するようすすめています。土曜日のスケジュールにゆとりを持たせたのも、日曜日に教会に行きやすいようにするためです。
休校日の過ごし方
登校日以外の土曜日は、お子さんの学力や体力に応じ、テーマを決めて、自主的に個性をのばすような日にしましょう。内容としては、次のようなことが主になります。
- 学習の力をのばす。
- 体力の向上をはかる。
- 自然との接触を深める。
- 情操を養う。
- 集団活動に参加する。
- 家族や社会のために奉仕する。
具体的に何をするかは、お子さんの現状をよく考えましょう。上級生では、できるだけ長期的目標をたてさせましょう。病気の治療や休息にあてる場合もあってよいでしょう。
ハーフ・ターム・ホリデーの過ごし方
春と秋に一週間ほどのハーフ・ターム・ホリデーがあります。各家庭で計画を立てて、有意義に過ごすようにしてください。学校からお子様に課題を出すことは原則としてありません。