1.制服について

立教小学校の制服は、1948年の学校の設立と前後して決定をされました。
終戦後間もない時代に、グレーのダブルの半ズボンのスーツ、赤いネクタイ姿の小学生がどれほど新鮮であったか想像してみてください。
そしてもっと驚くべきことは、50年を経過した今もその新鮮さがまったく失われていないということです。
それはまさに立教の教育の象徴であり、わたしたちは誇りをもって制服を守り続けます。
2.英語教育について
立教小学校の英語教育は、創立と同時に始まりました。それは制服と同様、当時としてはまさに画期的なことでした。
そしてその必要性は、時間の経過と共にますます高まっています。
早い時期から「開く」「話す」ことを中心に教育し、英語に馴れること、抵抗感を取り除くことを最大の目的にしています。
3.読書について
書を読む・・・・・・
そのことは、人となりを育てる要素です。
絵本の絵を読む・・・・・・
そのとき、こころが大きく育ちます。
4.日記について
立教小学校では、1年生から日記が始まります。
なぜでしょう。
それは文章を考え、文章を書くことで確実に国語力が高まるからです。
すべての勉強の基本は国語力にあり、早い時期から自分の考えを表現することに馴れさせるためです。
また日記は子どもから親、先生へのメッセージでもあり、とても大切なコミュニケーションの手段となるのです。
5.プールについて
立教小学校には年間を通して利用できる「温水プール」があります。
子どもたちは6年間の授業で水に親しみ、例外なく泳ぎをマスターします。
できないことをひとつでも克服するのは大切なことです。
そして「やりたいこと」は身体的な健康が前提となって、はじめて可能になるのです。
6.キャンプについて
立教小学校では設立以来、子ども達が協力して自然の中で生活し、神を賛美する、キャンプを大切にして来ています。
50年の間に色々なキャンプが試みられましたが、現存は、1年生から、野外生活を中心にしたキャンプ・プログラムが組まれています。
中軽井沢にある「みすず山荘」で、1年生は「キャンプ入門」。
2年生から4年生は、3年間掛けて、縦割りグループで、テントに1泊し野外炊事をする「キャンプ技術の習得」。
6年生になると、その集大成として、外のキャンプ場に出かけて行き、テントだけのキャンプ生活を行っています。