自分の世界を持ちなさい
立教小学校では子ども達に「自分の世界を持ちなさい」と言っています。これは学校の勉強だけしていたのでは本当の自分の能力は育たないという事です。
神様から特別にいただいている自分だけの能力を上手に伸ばす事が自分の世界を持つ事の意味です。
ですからご家庭でも、お父様、お母様が自分の世界を子どもに示す事が大切です。
子どもが成長する時に最も大切なのが「お手本」です。子どもは、まわりの人達が歩いているから歩き、しゃべっているからしゃべるのです。
教育で大切なのは、まわりの大人がそう願っている生活をする事です。ですから自分の世界を持つ事は、子どもだけでなく、教師にも、親にも必要な事なのです。」そして学校の勉強は、より大きな自分の世界を築くための基礎と言えるのです。
そのために教科の学習は週5日で済ませ、土曜日は、色々な形で自分の世界を築くための時間に、当てています。そして日曜日は、地域の教会での主日礼拝、日曜学校への参加を勧めています。
カリキュラム
現在、立教小学校では、学院の一貫教育の目標である、テーマを持った人間を育てる教育の基礎として「自分がしたくてっしょうがないもの」を見つけられるカリキュラムを目指してします。
具体的には、1年生から専科として、英語(ETM)・情報・読書・水泳(屋内温水プール)の授業を行い、国語・社会・算数も5年生から教科担任制を導入し、専門性の高い「熱い授業」を展開しています。
さらに、そのようなカリキュラムを生かすために、未分化な小学生には、豊かな感性を育てることが重要です。そのため、まず第一に、子ども同士の教育力を高めるべく、縦割りシステムで、朝礼・給食(1年生〜6年生)、キャンプ(2年生〜4年生)を行っています。
第二に、日常的に自然に触れ合うことの重要性を考えて、キャンパス内に「武蔵野の雑木林」を復元しました。第三に、地球の素晴らしさを体験を通して知るプログラムとして、各学年の遠足や一泊のフィールドワーク。グローバルエクスカーションを実施しています。